このクラスはボディーワークとしてのヨガ、気功、合気道、ダンスなどのワークを行いながら自己の身体と向き合います。そして身体感覚を広げていくことが自身の思考、発想とどのように繋がるかを考察し、身体と思考の往復を繰り返しながら身体がもつ可能性について考えます。また、最先端のテクノロジーを用いた身体ワークショップ、舞台表現の映像鑑賞を行いながら、主にそこで用いられているタスクやインタラクティブな装置について議論し、最終的には作品、或いはワークショップを制作ないし立案して頂きます。
表現活動に関する思考法について、具体例を通して理解を深める。
新しい身振り、身体表現を考察するワークショップを自分たちの手でつくる。
アート、身体、コンテンポラリーダンス、障害、ワークショップ
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義は集中講義(9/2〜6)となり、作品の制作あるいは立案、グループワークを組みあわせて行います。
5日間の集中講義の形式で行います。日程は以下のとおり。
9月2日(月)~9月6日(金)
いずれも3-8限
講義室はW9-716(西9号館7階)で行います。
この科目は定員50名です。
人数超過の場合には抽選を実施いたします。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス | 講義の意図を説明できる |
第2回 | 「ポストモダンダンス」から学ぶ | 「ポストモダンダンス」の手法について、その発想や思想を考える。 |
第3回 | 「ポストモダンダンス」をやってみる | ポストモダンダンス的な動きをその場で作る。 |
第4回 | 「コンテンポラリーダンス」から学ぶ | 「コンセプチャルダンス」、「ノンダンス」と呼ばれる人々の作品を見てみる。 |
第5回 | 「コンテンポラリーダンス」をやってみる | あるコンセプトをもとに簡単な身体表現を作る。 |
第6回 | 「コンテンポラリーダンス」をやってみる | あるコンセプトをもとに簡単な身体表現を作る。 |
第7回 | エイブルアート・コミュニティーダンスを学ぶ | 障がい者アート、民俗芸能、老いの身体について話しあう。 |
第8回 | テクノロジーを使ったダンス作品を学ぶ | テクノロジーを使ったダンス作品について話しあう。 |
第9回 | 作品プラン発表 | 課題に対して自分なりのコンセプトを立て、お互いに講評する |
第10回 | フィールドワーク、及びリサーチ | 受講者の関心にあわせてフィールドワークおよびリサーチを計画 |
第11回 | フィールドワーク、及びリサーチ | 受講者の関心にあわせてフィールドワークおよびリサーチを計画 |
第12回 | パフォーマンス、或いはワークショップをつくってみる | ワークショップかパフォーマンスを組み立ててみる。 |
第13回 | パフォーマンス、或いはワークショップをつくってみる | ワークショップかパフォーマンスを組み立ててみる。 |
第14回 | ワーク・イン・プログレス | 試作品を発表して、お互いに講評する。 |
第15回 | 成果発表・合評 | 作品を発表して、お互いに講評する |
教科書は指定しません。授業で扱う作品の画像は、事前にOCW-iにアップします。
老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)
課題および作品制作70%、授業への貢献度30%、
特になし