2019年度 芸術B   Arts B, Esthetics B

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中尾 拓哉 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月1-2(W631)  木1-2(W631)  
クラス
-
科目コード
LAH.H202
単位数
2
開講年度
2019年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2019年6月25日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、20世紀美術を中心にした美術作品を鑑賞します。美術作品には、作家の考えだけではなく、時代背景や脈々と続く美術史の大きな流れが渦巻いています。しかし同時に、作品は鑑賞者一人ひとりが対峙することで、初めて存在意義をもつものでもあります。本講義では、みなさんで意見を交わしながら、そうした鑑賞体験を共有していきます。
本講義のねらいは、パブロ・ピカソのキュビスム、現代美術の父とされるマルセル・デュシャンのレディメイド、アンディ・ウォーホルのポップ・アートなどの作品群を追い、自身の言葉で美術についての考えを深めていけるようになることです。美術作品を鑑賞し解釈する体験は、みなさんの思考や論理性に対して大きな刺激を与えるものとなるはずです。そして、鑑賞の訓練をつむことで、自身の考えを説得的に伝えるコミュニケーション力を身につけることができます。

到達目標

本講義を履修することによって以下の能力を修得します。
1)作品に対する感覚的な印象を、言葉で表現することができる
2)美術の概念や理論について知り、作品を多角的にとらえることができる
3)20世紀美術の歴史的な流れを当時の文化的社会的背景を含めて説明することができる

キーワード

アート、芸術、西洋美術、美術史、ピカソ、デュシャン、ウォーホル

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

美術作品を比較しながら、概念や理論についての講義を行い、適宜グループディスカッションを行います。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンスー作品への向き合い方 多様な視点で作品を見ることができるようになる
第2回 アヴァンギャルドと美術批評 美術の流れとそれを語る言葉の関係について説明できるようになる
第3回 キュビスム(1)ー円柱・球・円錐と立方体 キュビスムの効果を説明できるようになる
第4回 キュビスム(2)ー絵画空間と非ユークリッド幾何学 キュビスムの時代背景を説明できるようになる
第5回 抽象画ー無対象の世界 抽象画と具象画の違いを説明できるようになる
第6回 マルセル・デュシャン(1)ー運動と四次元 時代背景とともに、一人の芸術家の考えを理解できるようになる
第7回 マルセル・デュシャン(2)ーレディメイド 美術史におけるレディメイドの影響を説明できるようになる
第8回 マルセル・デュシャン(3)ー芸術とチェス 美術と美術以外の領域の関係について説明できるようになる
第9回 ダダとシュルレアリスム ダダとシュルレアリスムを当時の社会状況との関係から説明できるようになる
第10回 抽象表現主義 「最初のアメリカのアート」としての抽象表現主義の位置づけを説明できるようになる
第11回 ミニマル・アート ミニマル・アートの表現について説明できるようになる
第12回 ポップ・アート ポップ・アートの表現について説明できるようになる
第13回 コンセプチュアル・アート コンセプチュアル・アートの表現について説明できるようになる
第14回 現代の表現(1) 現代アートの表現を分析できるようになる
第15回 現代の表現(2) 自身の興味がある美術作品について説明できるようになる

教科書

主体的な鑑賞を重視するため、教科書は指定しない。

参考書、講義資料等

マルセル・デュシャンとチェス/中尾拓哉/平凡社

成績評価の基準及び方法

授業で行うグループワーク:30%
授業を通して修得した鑑賞力と知識を使って、作品や展覧会についてのレポート:70%

関連する科目

  • LAH.H102 : 芸術A
  • LAH.H302 : 芸術C
  • LAH.H310 : 人文学系ゼミ3

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に身につけているべき知識や技術はない。

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