2019年度 社会モデリングA   Social Modeling A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
岩井 淳 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月5-6(H121)  
クラス
-
科目コード
LAH.T107
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2019年3月25日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,社会的な意思決定過程をモデルするための基礎技法を提示する。主要な論点として,社会的選択理論を構成する諸概念について講義する。社会的選択理論は,個人の選好を集合的決定に結びつける方法を分析するための理論的な枠組みであり,コンドルセの投票のパラドクスやアローの不可能性定理に関連している。本講義の内容は,意思決定の際の情報基盤の問題にも関連する。本講義のねらいは,社会的意思決定に関する概念的理解を得る機会と,この領域における独立した研究的関心を育むような機会を,受講生に提供することである。

到達目標

各学生には,社会的選択理論の基礎的枠組みとアローの不可能性定理を理解することを期待している。

キーワード

投票,合理性,社会的選択理論,アローの不可能性定理

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

社会的選択理論に関する主要な論点を講義と討議を通して学ぶ。受講生には授業前に関連書籍と参考文献に目を通しておくことを期待する。多くの論点は数学的なものであり,しばしば定理やその証明を理解するのに多くの時間をかける。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 関係の表現 二項関係の基本概念を理解すること。
第2回 個人の合理性 個人の合理性の基本的な表記方法を理解すること。
第3回 効用の個人間比較 効用の個人間比較の概念を十分に理解すること。
第4回 選好の表現1 個人的な選好の表記方法を十分に理解すること。
第5回 選好の表現2 社会的な選好の表記方法を十分に理解すること。
第6回 社会的な選択1 アローの理論における社会的厚生関数(SWF)を理解すること。
第7回 社会的な選択2 アローの不可能性定理の基本的構造を理解すること。
第8回 講義の要約 社会的選択理論の基礎的枠組みについて理解すること。

教科書

今学期は教科書を使用しない予定です。

参考書、講義資料等

アマルティア・セン著 『集合的選択と社会的厚生』 (勁草書房)

成績評価の基準及び方法

学期中に小テストを多く行う。またレポート提出を2度行う。小テストは合計で評価全体の50%,各レポート提出は25%(合計50%)を構成する。(ただし全出席を前提としている。)

関連する科目

  • LAH.T209 : 社会モデリングB
  • LAH.T308 : 社会モデリングC
  • LAH.T108 : 意思決定論A
  • LAH.T208 : 意思決定論B
  • LAH.T307 : 意思決定論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

数学や論理学を好む皆さんを歓迎します。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

岩井 淳(いわい あつし)、iwai[at]gunma-u.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。窓口を担当下さる教員の居室は西9号館8階813号室。

その他

当講義は理学の内容を含む。

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