世界最高水準の理工系の研究を行うには、自らの専門分野に限定されない幅広い知識、他分野の研究の意義を理解し吸収・活用する応用力や創造性、多様な人材と交流し「知」のネットワークを広げる柔軟性や学際性が必要である。本科目の履修者は、将来、博士後期課程学生に必要な「教養」を身に付けるために、講演会・少人数グループワーク・発表会を経験する。
本科目のねらいは、履修者が先端的・学際的な研究動向に目を向けながら、異分野の研究者、さらに、博士後期課程の学生と協力して「知の交流」を促進する場を創造するところにある。留学生も履修できる。
学内の異なる学年、学問分野の学生、留学生との英語等のコミュニケーションも必要になる。
本科目の履修を通じて、学生は以下の能力を身に付ける。
1)将来、博士後期課程学生として、身に付けるべき「教養」とは何かを考え、ビジョンをもつことができる。
2)学際的・先端的なテーマに基づく専門家の講演会を理解し、役立てることができる。
3)異なる学問分野、博士後期課程学生、留学生とのグループワークにおいて英語等のコミュニケーションを行う。
4)学会のポスターセッションまたはコンペティション向けに、グループワークの成果を発表できる。
5)これらを通じて、発想力、研究者としてのリーダーシップ・学際性・コミュニケーション力を身に付ける。
先端的・学際的教養、グローカル・イノベーション、発想力
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
履修者数は(LAH.C620)教養先端科目Y2と合わせて最大40名。履修制限をする場合がある(履修条件およびその他を参照)。
2019年3月3日、4日、5日の連続する3日間(全日)大岡山地区での集中開講
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 第1日目午前午後 基調講演 イントロダクション 第2日目午前午後 グループワーク 第3日目午前 発想法ワークショップ 午後プレゼン準備、最終プレゼン、表彰式 講演者等:島影圭佑(株式会社オトングラス)、土佐信道(明和電機) | 第1日目 テーマ提案とグループ作成 参加者の相互理解の確立 授業の趣旨の理解 ペアによるテーマの提案とグループ作成 第2日目 研究者倫理、テーマ内容の調査 第3日目 プレゼンテーション |
なし
なし
授業への参加度、最終プレゼン等で評価する。
2019年3月3日から5日の3日間の全日程に参加できること。本科目のプログラムに参加希望者は、事前に参加申請書を記入し提出する必要がある。応募者が定員40名を超えた場合、申請書に基づき選考を行う。
申請手続等は文系教養科目総合案内のWEBページに公開する。[http://bunkei.ila.titech.ac.jp/index.html]