2018年度 文系エッセンス35:メディア論   Essence of Humanities and Social Sciences35:Media Studies

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開講元
文系教養科目
担当教員名
柳瀬 博一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水5-6(H101)  
クラス
-
科目コード
LAH.S431
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年5月21日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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media

講義の概要とねらい

本講義では、「メディア」について総合的な理解を深めてもらう。20世紀まで、「メディア」とは、テレビ、新聞、雑誌、ラジオ、ウェブニュースなどの「マスメディア」のことを意味することが多かった。21世紀に入り、インターネットの浸透と、PC、携帯電話、スマートフォンなどの普及、SNSなどの発達で、誰もが情報の受発信ができる「だれでもメディア時代」になった。この変化を踏まえて、マスメディアの歴史と現状、SNSなど新しいメディアサービスの仕組みと特徴、個人と組織のメディアとしての振る舞い方の現状を学び、メディアに関する基礎教養を身につけてもらう。                                        
ねらい メディア論は概して文系科目とみなされがちだが、メディアはITをはじめとする理系工学系技術とサービスが基盤となっている。メディアは、理系で学ぶ者にとって将来直接仕事で関わり得る分野でもある。さらに、研究職の場合、自らメディアとなって情報発信する能力が問われる。東京工業大学の修士課程の学生にとって必要なメディアの基礎知識と教養を身につけてもらうことが、本講義のねらいとなる。

到達目標

①メディアについての基本的な知識を得る。②メディアの概念について理解する。③マスメディアがインターネットの登場で大きく変化をしたことを理解する。④あらゆる個人と組織がメディアになった現状を理解する。⑤職業としてのメディアについて理解を深める。

キーワード

インターネット SNS スマートフォン プラットフォーム マスメディア パーソナルメディア

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教科書は使用しないが、参考図書は明示し、資料は毎回配る。パワーポイントや映像、音声などを授業では活用する予定である。また、ゲストの登壇も予定している。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション 授業方針に対する理解
第2回 メディアとは何か メディアの概念に対する理解
第3回 マスメディアとインターネット マスメディアをインターネットがどう変えたかについての理解
第4回 SNSと携帯電話と誰でもメディア時代 パーソナルメディアについての理解
第5回 メディアとビジネス、メディアと広告 広告ビジネスについての理解
第6回 科学技術とメディア 科学技術がメディアをどう創造してきたかについての理解
第7回 科学とメディアとジャーナリズム 科学ジャーナリズムに対する理解
第8回 まとめ メディアについての総合的な理解

教科書

特に使用しない。その都度プリントを用意する予定

参考書、講義資料等

『メディア論』(マーシャル・マクルーハン)など多数

成績評価の基準及び方法

授業参加度(出席および課題達成)60点 最終レポート 40点

関連する科目

  • LAH.S112 : メディア論A
  • LAH.S213 : メディア論B
  • LAH.S312 : メディア論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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