本講義は、日本との関係が深い東南アジア諸国についての理解を促すものである。東南アジア地域の人々と社会、政治、文化について、さまざまな角度から概観する。植民地支配の歴史、国民国家の形成、開発独裁体制、環境問題など実社会における問題と密接にかかわるテーマを取り上げる。
本講義のねらいは、グローバル社会で生きる上で必須となっている異文化理解の促進と、違いを受け入れる寛容の精神の醸成である。東南アジアを知ることを通して、多様な生き方、考え方を知り、他者との協働につなげてほしい。
本講義を履修することによって次の能力を修得する。 1)多様な文化、宗教、歴史が存在し、独自の発展を遂げ、ユニークな特徴を持っていることが理解できる。
2)国際社会の諸問題を多角的にとらえられる。 3)身につけた知識で、他者との意思疎通が円滑になる。
東南アジア、ASEAN、地域研究、異文化理解、グローバル社会
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業に関するイントロダクションのあと、様々なテーマで講義する。履修者は毎回リアクションペーパーを提出する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション | 各回の授業で指示する |
第2回 | 東南アジアの宗教と文化 | 各回の授業で指示する |
第3回 | 植民地支配の歴史と国民国家形成プロセス | 各回の授業で指示する |
第4回 | 開発と負の遺産 | 各回の授業で指示する |
第5回 | 環境問題 | 各回の授業で指示する |
第6回 | ASEANにおける紛争 | 各回の授業で指示する |
第7回 | ASEAN各国の民主化への道 | 各回の授業で指示する |
第8回 | まとめ | 各回の授業で指示する |
特になし
ベネディクト・アンダーソン『定本 想像の共同体: ナショナリズムの起源と流行』、白石隆・白石さや訳、書籍工房早山、2007年。
授業への参加度(リアクションペーパー/ディスカッションによる)が40%、学期末のレポート課題が60%。
特になし