大学入学前までの学びと,大学での学びは何がどう異なるのだろうか.大学で学ぶことの意味や,大学生の目指すものは何か.この講座では,大学生の学びを学習科学・教育工学・認知心理学の諸理論を用いて理論的に考える力を養うことを目的に講義をします.大学生活4年間だけでなく,社会人として,「学ぶ」方法や,「教える」方法についても触れながら,自らの今後の学習についてデザインできる能力を養います.
学習・教育の諸理論について具体例を用いて説明出来るようになる.
大学で学ぶ目的,方法を自ら工夫,選択し,主体的に実践できるようになる.
学習,教育,教育工学,学習科学,協同学習,アクティブラーニング
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業は,講義,演習,グループ活動など学習目標に合わせた方法で実施します.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス・ 自分の学びと向き合う | 授業の進め方を知る. |
第2回 | 学び合いの場つくり | よりよい学習環境を選ぶことができる. |
第3回 | 自己調整学習 | SRL理論とメタ認知の関係を説明できる. |
第4回 | 授業内の学び | 授業内の学習方法を理解し,実践できる. |
第5回 | 授業外の学び | 授業外の学習方法を理解し,実践できる. |
第6回 | 学習意欲とパフォーマンス | 学習意欲とパフォーマンスの関係性が説明できる. |
第7回 | インストラクショナルデザインと学習目標 | IDモデルについて説明できる. |
第8回 | 自分のこれからの学びを考える | 授業を総括し,まとめることができる |
鈴木克明,美馬のゆり(編著)(2018)学習設計マニュアル - 「おとな」になるためのインストラクショナルデザイン,北大路書房
Robert V. Reiser, John V. Dempsey(編著)鈴木克明,合田美子(監訳)(2013)インストラクショナルデザインとテクノロジ-教える技術の動向と課題,北大路書房
授業参加度(30%),成果物(30%),最終レポート(40%)に基づく
特になし