2018年度 横断科目9:科学技術社会論(基礎)   Transdisciplinary studies 9:Science, Technology and Society:Basic

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中島 秀人  調 麻佐志  有本 建男  石田 秀輝  柴田 清  平川 秀幸 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(S224)  
クラス
-
科目コード
LAH.T409
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年8月7日
講義資料更新日
2018年10月1日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

「我が国最高の理工系総合大学」である東工大の学生が、理工系の分野の広がりを知り、その分野の社会的位置づけを考え、分野を越えた俯瞰的な視点を獲得し、自らの専門について多元的に捉えるようにする。横断科目の各科目は、各学院等とリベラルアーツ研究教育院とが協働して、科目を企画・運営する。
本講義では、科学・技術・社会の間に生じる問題とそれへの対処の事例を学び、こういう問題にどのように取り組むべきかを考える。

到達目標

科学・技術・社会の間に生じる問題について多面的にとらえることを学び、新しい問題が生じたときに対処できるようにする。

キーワード

科学、技術、社会

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

最初に教員から約60分の講義を行い、それに基づいて議論を行う。最後にコメントシートを作成する。
他のすべての横断科目と同様に、本科目では、学生自らが能動的に学ぶアクティブラーニングを重視します。したがって、各回の講義には必ず出席し、サマリーレポートを提出してください。特別な事情で講義に参加出来ない場合は、科目責任者に事前に報告してください。講義への出席は、科目の成績に反映されます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 科学技術とは何か 科学、技術と科学技術の差異
第2回 工学の始まり 工学の歴史的形成を理解する
第3回 科学技術における参加 科学技術に市民が参加する可能性
第4回 イノベーションとは何か シュムペーターのイノベーションという用語の正しい理解
第5回 LCAと社会 人工物をライフサイクルで考える
第6回 社会の中の科学技術と日本 日本のが科学技術政策の歴史、未来のための政策
第7回 ネーチャーテクノロジー バイオミミクリーなどのコンセプトの理解
第8回 科学技術社会論の未来 授業のとりまとめとレポート指導

教科書

中島秀人編著『エンジニアのための工学概論』、ミネルヴァ書房

参考書、講義資料等

参考文献については、教科書の参考文献を見ること。

成績評価の基準及び方法

学期末レポート50%、授業の終わりに作成するコメントシート50%
他のすべての横断科目と同様に、本科目では、当該分野(受講学生の専門分野あるいは本科目で扱った科学技術の分野)の「広がり」と「社会的位置づけ」についてオリジナルな考察を含むレポートの提出を単位認定の条件とします。レポートの概要については、適切な時点で時間をとって説明します。

関連する科目

  • LAH.T103 : 技術史A
  • LAH.S416 : 文系エッセンス16:技術史

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

授業への熱意

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