2018年度 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)5   Seminar on Humanities(Facilitating dialogue, collaboration, and bliss)5

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中野 民夫 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAH.H356
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

奇跡の星地球に生きる一人の人間としての幅広い成長を目指し、「参加と協働と至福の場づくり」をテーマに少人数で学び合うコミュニティを育む。
古典的な文献の精読を通して学び合う。さらに体験を通して養いたいことは二つ。ひとつは、ホリスティック(全包括的)な人間力。身体を調え、呼吸を調え、心を調え、今ここに集中できるマインドフルネスを養う。もうひとつは、ワークショップや創造的な対話をファシリテート(促進)する参加型の場づくりの技法。それぞれの思いや知恵を丁寧に引き出し、相互作用の中で大きな学びや創造へと紡ぐファシリテーションの基本を体感を通して学ぶ。

到達目標

自分の身体や呼吸や心を調えるマインドフルネスの基本が身につき、過去や未来でなく今ここを自覚的に生きられるようになる。
お互いに居心地がよく、率直で楽しい対話がはずむ創造的な場づくりを創りたいと願い、少しファシリテートすることができるようになる。

キーワード

調身・調息・調心。マインドフルネス。スピリチュアリティ。至福の追求。社会変革。ソーシャルイノベーション。
参加型の場づくり。ワークショップ。ファシリテーション。

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

基本的な文献を読み込む座学と参加体験型のワークショップとを組み合わせる。昨年度は『神話の力』(ジョーゼフ・キャンベル著)を読み、各自の至福の追求を探究した。
教員が一方的に教えるのではなく、学生の積極的・主体的参加をベースに、全員でお互いに刺激し合う「学び合いのコミュニティ」づくりをめざす。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業は、基本的に隔週水曜に2コマ(7−8限と9−10限)まとめて行う。LAH.H356は4年。LAH.H152(1年)とLAH.H252(2年)とLAH.H354(3年)と合同で行う。異学年の交流も意義深い。 購読テキストを分担して発表し、全員で対話しながら深め合う。 詳細は、初回のオリエンテーション時に、受講生の意向を聞きながら決定する。 少人数での学びを大切にするため、定員は12名前後。多い場合は選考となる。 オリエンテーション:2018年4月11日(水)15:05ー16:35(7−8限)、中野研究室(西9号館東棟808)にて。 その後は、4/11(9−10限)、4/25、5/9、5/23、6/13、6/27、7/11、7/25の15:05〜18:20(7−10限)の予定。 担当テキストの読解とレジュメ作り。

教科書

中野民夫著『学び合う場のつくり方』(岩波書店)、その他、相談の上、決定する。

参考書、講義資料等

中野民夫著『ワークショップ』(岩波新書)、『楽しいみんなの修行』(春秋社)、
その他の資料は随時配布する。

成績評価の基準及び方法

毎回の積極的なフル参加(宿題含む)80%、最終レポート20%

関連する科目

  • LAH.H252 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)1
  • LAH.H354 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)3
  • LAH.H356 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)5

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

幅広い人間としての教養、リベラルアーツ、人間性・社会性・創造性・大志に関心があること。
自分の身体や心に興味があり、身心を調える地道な実践(修行)を行う意欲があること。
参加型の場づくりに興味があり、ファシリテーター的なことをやりたいと思っていること。

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