2018年度 文系エッセンス1:人間力を育む   Essence of Humanities and Social Sciences1:Toward Our True Nature

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中野 民夫 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(H101)  
クラス
-
科目コード
LAH.S401
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は、専門だけでなく広く人間性・社会性を養い大きな志を抱く人材を育むリベラルアーツ教育の一環として、総合的な人間力を育むことを目指す。そのために、より納得できる人生と社会を創るための1つの方策である「楽しい修行」の2つの基本と8つの道を元に、参加型授業で学び合う。自分が深いレベルで本当にやりたいことを大切にすることができれば、本人の人生が輝くだけでなく、周囲に必ずよい影響を与え、少しずつ社会が変わる。そんな自動詞の連鎖による「やさしい革命」への道を共に探りたい。
 本講義のねらいは、受講生が、幅広い人間性や社会性を養い、これからの世界に貢献する大きな志とトータルな人間力を育むことにある。

到達目標

本講義を履修することで、受講生は以下の能力を修得する。
1)自分のからだや心、他者、自然、社会との本来のつながりを取り戻す。
2)2つの基本:至福の追求と今ここを生きる、8つの道:身心、食農、自然、対話、旅、仕事、アート、祈りについて体験的に理解する。
3)総合的な人間力を自分なりに育む道筋を見つける。

キーワード

人間力、つながりを取り戻す、自己成長、社会変革、楽しい修行、至福の追求、やさしい革命、エコロジーとスピリチュアリティ

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

一方的な知識伝達ではなく、参加型授業で進める。テキスト『みんなの楽しい修行』の該当箇所を、受講生が毎週先に読んでミニレポートを書いて持ち寄り、それを元に対話し、参加体験型のワークショップを通して深め、参加、体験、相互作用の中で学びを深め合う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション。「みんなの楽しい修行」の概要、2つの基本:気になることについていく、マインドフルネス。参加型授業について 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第2回 2つの基本復習:気になることについていく、マインドフルネス 8つの道その①:身体と呼吸と心を調える 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第3回 8つの道その①復習:身体と呼吸と心を調える 8つの道その②:食生活を正し農に触れる 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第4回 8つの道その②復習:食生活を正し農に触れる 8つの道その③:外と内の自然を体験する 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第5回 8つの道その③:外と内の自然を体験する 8つの道その④:多様な人々と対話をする(ワールドカフェ体験) 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第6回 8つの道その⑤:未知なる異世界を旅する 8つの道その⑥:目の前の仕事をやりきる 体験のふりかえり。次回の該当箇所を読み、ミニレポートを書く。
第7回 8つの道その⑦:もっと気楽にアートする 8つの道その⑧:祈ることと感謝すること 全体をふりかえり最終レポートを書く。
第8回 総復習ワールドカフェ:各自の最終レポートを元に 全プロセスをふりかえり、日々に活かす。

教科書

中野民夫『みんなの楽しい修行』(春秋社、2014、 ISBN978-4-393-33338-9)

参考書、講義資料等

特になし。必要な資料は随時配布する。

成績評価の基準及び方法

積極的な授業への参加(毎回の宿題、グループワーク、フィードバックシートを含む)80%、中間・最終レポート20%

関連する科目

  • 特になし

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

幅広い人間性への興味・関心。好奇心。基本的に全回に参加すること。遅刻はグループワークの妨げになるので認めない。

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