2018年度 教養特論:スポーツ科学   Special Lecture: Sports Science

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開講元
文系教養科目
担当教員名
林 直亨  丸山 剛生 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火7-8(W933)  金7-8(W933)  
クラス
-
科目コード
LAH.T312
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

スポーツの競技力向上には,様々な科学が貢献している.ここでは,運動生理学と,バイオメカニクスとの基礎的な概念を扱う.すなわち,身体が出力するエネルギー量を抑制するために,効率よく運動する手法を発見するバイオメカニクスと,身体が出力できるエネルギー量を増加させるために,発揮できる力・持久力を向上させる運動生理学である.

到達目標

スポーツ科学に直接関連する運動生理学とバイオメカニクスとの基礎的な概念を説明できる.
簡単な運動中の計測を行うことができる.
スポーツを科学的な側面から考えることができるようになる.
どのようにしたら科学をスポーツに応用できるかを想像ことができる.

キーワード

スポーツ,運動生理学,バイオメカニクス,計測

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

火曜の授業を林が,金曜の授業を丸山が担当する.
講義を主体とするが,後半では実際の計測を行う.
各回出席を取る.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション,スポーツと形態 形態計測法とそれらの意義を理解する
第2回 スポーツ用具の科学 スポーツ用具の技術開発について理解する
第3回 筋肉の科学 筋肉の構造と機能を理解する
第4回 サッカーの科学 サッカー競技の特徴を科学的知見から理解する
第5回 競技スポーツにおけるエネルギー スポーツにおけるエネルギー消費を理解する
第6回 競技力向上の科学 スポーツ競技力を向上させるための科学の重要性を理解する
第7回 持久力と酸素摂取量 酸素摂取の仕組みと,その計測方法について理解する
第8回 体力・パフォーマンステストの科学 体力・パフォーマンステストにおける科学的エビデンスを理解する
第9回 運動を継続するための循環系の仕組み 運動中の循環系の調節について理解する.
第10回 生体電気現象(筋電位,心電図)の計測法 生体電気現象(筋電図,心電図)の計測方法を理解する
第11回 短距離と長距離の科学 短時間の運動と長時間運動との生体応答の違いを理解する
第12回 生体発揮パワーの計測法 生体が発揮する機械的なパワーの計測方法を理解する
第13回 循環系の計測法 循環系の非侵襲的計測方法を理解する.
第14回 スポーツ動作の解析法 スポーツ動作の解析方法を理解する
第15回 スポーツの様々な解析方法の現場への応用 様々な解析方法が現場へ応用された例について理解する.

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

担当教員が指定する.

成績評価の基準及び方法

授業への取り組み20点と,それぞれの担当者のレポート課題(各40点)の合計とする.

関連する科目

  • LAH.T211 : 教養特論:身体教養科学
  • LAW.W101 : 健康科学概論
  • LAW.W111 : 健康科学演習
  • SHS.D441 : 教育・福祉・健康分野特論S1
  • LAW.W221 : 生涯スポーツ実習

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

設けない

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

naohayashi[at]ila.titech.ac.jp, maruyama[at]ila.titech.ac.jp

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