2018年度 国際関係論C   International Relations C

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開講元
文系教養科目
担当教員名
川名 晋史 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
火7-8(S224)  金7-8(S224)  
クラス
-
科目コード
LAH.S305
単位数
2
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年3月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では、国際関係を捉える基本的な理論枠組であるリアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズムについて考察していく。そしてそれらを具体的な事象に援用し、理論の射程と限界を明らかにすることで、国際関係の構造と多元性を炙り出そうとする。                                                     
そのねらいは、第一に、複雑な国際関係を理解するための相対的な視点を養うことにあり、第二には、理論と実際の反復作業をつうじて、応用範囲の広い問題解決型の思考を形成することにある。

到達目標

本講義を履修することで次の能力を修得する。                                         1)主要な国際関係理論を理解する。                                             2)複数の理論の特徴を理解し、その違いを記述する。                                     3)国際関係理論の歴史的な発展過程を理解する。

キーワード

リアリズム、リベラリズム、コンストラクティビズム

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

講義形式で行うが、受講者との双方向的なやり取りも重視する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス 現代の国際政治を理解するために理論を学ぶ意義を理解する。
第2回 社会科学のなかの国際関係論 「科学」としての国際関係論の目的を理解する。
第3回 理論と方法の射程 国際関係理論の説明範囲と実証の方法を理解する。
第4回 リアリズム―自然状態とアナーキー、クラシカルリアリズム リアリズムの思想的基盤と初期のリアリズムの特徴を理解する。
第5回 リアリズム―ネオリアリズム 合理的アクターたる国家が織りなす国際政治力学を理解する。
第6回 リアリズム―ネオクラシカルリアリズム、リアリスト・コンストラクティビズム 国際政治と国内政治の再接近を理論的に理解する。
第7回 リベラリズム―自然調和 リベラリズムの思想的基盤を理解する。
第8回 リベラリズム―相互依存とレジーム リベラリズム躍進の原因を70年代以降の国際関係の諸相の中に見出す。
第9回 リベラリズム―制度とネオ・リベラリズム 「原因」としての制度とはなにか。ゲーム理論の援用とともに理解する。
第10回 コンストラクティビズム―合理主義の陥穽 主要理論はなぜ冷戦の終結を予見できなかったか。その陥穽を理解する。
第11回 コンストラクティビズム―間主観性、規範、適切性の論理 国際関係を規定する非物質的な要因とはなにか。理論の新展開を捉える。
第12回 構造主義―国際システムの階層性 米国が構築する階層的な国際システムの特質を理解する。
第13回 応用―対外政策決定論 事例(キューバ危機)を用い、国家の対外政策決定過程を理解する。
第14回 応用―基地の政治学 事例(米国の海外基地政策)を用い、国家の対外政策決定過程を理解する。
第15回 国際関係理論の課題と可能性 モデルの一般化は成功しているか。国際関係理論の成否を検討する。

教科書

特になし。毎回レジュメを配布する。

参考書、講義資料等

・ 田中明彦(他編)『日本の国際政治学1―学としての国際政治』(有斐閣、2009年)                      
・ 山本吉宣『国際レジームとガバナンス』(有斐閣、2008年)

成績評価の基準及び方法

中間試験(20%)、期末試験(80%)

関連する科目

  • LAH.S104 : 国際関係論A
  • LAH.S204 : 国際関係論B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

shinji.kawana[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。

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