2017年度 文系エッセンス12:ファッション論   Essence of Humanities and Social Sciences12:History of Fashion

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開講元
文系教養科目
担当教員名
高村 是州 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(S222)  
クラス
-
科目コード
LAH.S412
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

現代社会において、衣服は単に身体を守る物ではなく様々な役割を担っている。本講義ではファッションがどのようにして生まれ、社会の中で発展し、これからどのようになっていくのかを学び、「ファッション」という概念について一緒に考える。
衣食住という言葉があるように、「衣」は人間の生活において根幹的に関わる部分でありながら、自己の全身を自ら見ることができないため、客観性を欠きやすい分野である。しかし、社会生活を送る上で自分をどのようにプレゼンテーションしていくのか、というのは非常に重要であり、その一助としてのファッションの活用方法についても考えていく。

到達目標

"本講義を履修することによって以下の能力を習得する
1)ファッションの概要を理解し、ファッションの持つ「多様性」を理解できるようになる
2)ファッションの変遷を理解し、社会の中でのファッションの役割について認識できるようになる
3)自らの価値基準を発展させ、グローバルな視野で物事を考えることができるようになる
4)ファッションを通じて、自己プロデュース力を高めることができるようになる"

キーワード

ファッション デザイン コミュニケーション 

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

ファッションの歴史を学び、ファッションの社会的役割について考え、コミュニケーションや自己表現、デザインなどのテーマに沿ってプレゼンテーションやディスカッションを行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンス-ファッションとは何か 自分のファッションの傾向について分析
第2回 現代日本のファッション(1)現代日本ファッションの特徴 日本のファッションが世界の中でどのような位置づけになるのかを理解できるようになる
第3回 ファッションの歴史(1) 4大基本スタイル(トラッド・ロック・フォークロア・カジュアル)について ファッションスタイルの基本について理解できるようになる
第4回 ファッションの歴史(2) 5大ファッションコレクションの傾向と特徴 ファッションが発信されるシステムについて理解できるようになる
第5回 ファッションの歴史(3) ストリートスタイルとハイファッションの融合と、現代ファッションについて 現代ファッションの傾向とこれからのファッションデザインのあり方について考えることができるようになる
第6回 現代日本のファッション(2) 日本文化と西洋ファッションとの関わり 日本の新旧文化が世界のファッションに及ぼす影響を理解できるようになる
第7回 デザイン発想-オリジナルデザインの発想とファッションの流通について 送り手としてファッションを捉えることで流通の仕組みについて理解できるようになる
第8回 プレゼンテーション 作品やレポートを発表する

教科書

「ファッション・ライフの楽しみ方」岩波書店 高村是州 著

参考書、講義資料等

"「ファッション・ライフのはじめ方」岩波書店 (高村是州 著)
「ザ・ストリートスタイル」、「スタイリングブック」以上グラフィック社(高村是州 著)"

成績評価の基準及び方法

毎回授業の最後に提出するミニレポートの内容と出席率(50%)・講義内容全体を捉えたレポート及び成果の発表(50%)。

関連する科目

  • 無し

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

初回の授業には必ず出席してください。

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