2017年度 リーダーシップアドバンス 2   Advanced Leadership Workshop 2

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開講元
文系教養科目
担当教員名
室田 真男  林 直亨 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(H112)  
クラス
2
科目コード
LAH.C501
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2017年3月23日
講義資料更新日
2017年5月29日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本授業では,ファシリテータとしての実践を通して,ファシリテータ型リーダーシップについて体験的に学ぶ。ファシリテータ型リーダーシップとは,従来の「指導」型リーダーシップと対比して,個性を重視しチームとしての力を発揮する「支援」型リーダーシップのことを示す。ファシリテーション技術を学び,学部の「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして参加し,実践的に学ぶ。 ファシリテータとしての経験を通して,学びをより深く考えることもねらいとしている。さらに,学部新入生に対するロールモデルとしての役割を担うことも期待している。

到達目標

1. 「指導」型リーダーシップと「支援」型リーダーシップの違いを説明することができる
2. ファシリテーション技術を身につけ活用することができる
3. 「東工大立志プロジェクト」の受講生の学びを促進することができたと実感できる

キーワード

ファシリテーション,ファシリテータ,リーダーシップ,支援型,立志プロジェクト

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業の前半は,ワークショップや「東工大立志プロジェクト」への授業参加により,ファシリテーション技術を理論および体験的に学ぶ。後半は,「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして積極的に関わり,学士課程の学生の学びを促進することを目指す。毎回のファシリテーション活動後は,振り返りレポートを提出し,次回の活動に活かしていく。 「東工大立志プロジェクト」の講堂講義を聴講したり,視聴することが求められる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション,ファシリテーション入門 「東工大立志プロジェクト」の第1回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第2回 「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスを疑似体験し,効果的なファシリテーションを考察する 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第3回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスに参加し,実体験する。 どのようなファシリテーションが有効かをまとめる 「東工大立志プロジェクト」次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第4回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動1 自分のファシリテーション活動を振り返る
第5回 ファシリテーション活動の振り返りワークショップ 私のファシリテーション5箇条をまとめる 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第6回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動2 自らのファシリテーション活動を振り返る 「東工大立志プロジェクト」次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述
第7回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動3 自らのファシリテーション活動を振り返る
第8回 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動4 この授業でファシリテーションを実践しながら得た知識,スキル,気づき等をまとめる

教科書

必要に応じて配布する

参考書、講義資料等

・中野民夫(2001):「ワークショップ」岩波新書
・中野民夫(2003):「ファシリテーション革命」岩波書店
・中野民夫ほか(2013):「ファシリテーター行動指南書」ナカニシヤ出版
・森時彦(2008)「ファシリテーターの道具箱」ダイアモンド社

成績評価の基準及び方法

 1.ワークショップでの活動内容・貢献度の評価(自己評価・相互評価を含む)(20%)
 2.「東工大立志プロジェクト」での活動内容・貢献度の評価(リフレクションシートを含む)(50%)
 3.最終レポート(30%)

関連する科目

  • LAH.C401 : リーダーシップ道場
  • LAH.C101 : 東工大立志プロジェクト

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「リーダーシップ道場」を好成績で履修済であること

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