グローバル化の時代にあって忘れられがちな国際社会の諸相に案内する。具体的には中国、韓国、インド、カンボジア、トルコ、エジプト、西アフリカの7カ国(7地域)に焦点をあわせながら、各国文化の民族性、歴史、伝統、社会などを概観する。各地域の専門研究に従事する7人の講師が、それぞれ独自の切り口から、オムニバス形式でこの7地域をあつかう。
本講義のねらいは、異文化理解の促進と国際意識の醸成である。一連の講義を通じて得た知識は、履修者が将来、多様な文化的出自の持ち主たちが集まるグローバルな環境で生きることになったときに、かならずや力になるだろう。
本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)あらゆる文化が等しく人間的で、なおかつそれぞれ独自の特徴をもつことが理解できる。
2)国際的視野から自国文化について考えられる。
3)国際社会の諸問題を多角的にとらえられる。
国際意識醸成、地域文化論、国際社会、アジア、アフリカ、中国、韓国、インド、カンボジア、トルコ、エジプト、西アフリカ
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
授業ガイダンスのあと、7人の講師がオムニバス形式で7カ国について講義する。履修者は毎回リアクションペーパーを提出する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 授業ガイダンス――グローバル化と文化の多様性(三ツ堀広一郎) | 各回の授業で指示する。 |
第2回 | インドの文化(鈴木真弥) | |
第3回 | インドの社会(鈴木真弥) | |
第4回 | 西アフリカの文化(佐久間寛) | |
第5回 | 西アフリカの社会(佐久間寛) | |
第6回 | 中国の文化(藤田梨那) | |
第7回 | カンボジアの文化(北川香子) | |
第8回 | カンボジアの社会(北川香子) | |
第9回 | 中国の社会(藤田梨那) | |
第10回 | 韓国の文化(崔盛旭) | |
第11回 | トルコの文化(佐々木紳) | |
第12回 | 韓国の社会(崔盛旭) | |
第13回 | トルコの社会(佐々木紳) | |
第14回 | エジプトの文化(勝畑冬実) | |
第15回 | エジプトの社会(勝畑冬実) |
特になし
講義資料は教室で配布する
授業への参加度(リアクションペーパーによる)が40%、学期末のレポート課題が60%。
特になし