2017年度 心理学B   Psychology B

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開講元
文系教養科目
担当教員名
永岑 光恵 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月1-2(W241)  木1-2(W241)  
クラス
-
科目コード
LAH.S205
単位数
2
開講年度
2017年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、心理学の多岐にわたる分野の中から知覚、記憶、学習、感情、性格、社会行動について取り上げる。併せて、心のメカニズムについての仮説を立て、実証していく心理学的な研究方法(実験や調査)についても講義する。

講義を通して、「人間とは何か」「人間の心とは何か」を考察し、人間理解を深めることを目的とする。

到達目標

本講義を履修することによって、次の知識と能力を修得する。
1) 心理学の各研究領域についての概要を理解する
2) 心理学的研究、知見について批判的に考察することができる
3) 心理学の知見や考え方を日常生活に活用することができる

キーワード

知覚、記憶、学習、感情、性格、社会行動

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

各分野のテーマについて1~2回の授業を行う。毎回の授業は、前回の振り返りと復習・予習確認テストが10~20分程度、グループディスカッションやグループワークが20~30分程度、その他が講義となる。また、前半(知覚、記憶、学習)と後半(感情、性格、社会行動)に、関心をもった分野毎にグループを形成し、グループワークに取り組み、その成果を授業内でプレゼンテーションする。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 心理学とは何か 心理学の定義を述べよ。
第2回 心理学の歴史・心理学の方法 心理学の歴史および心理学の方法について説明せよ。
第3回 知覚:身体と情報を結びつける触覚 触覚のメカニズムについて説明せよ。
第4回 記憶と脳 記憶と脳の関係について説明せよ。
第5回 学習1:行動の獲得、古典的条件づけ 古典的条件づけについて、日常生活の具体例を挙げて説明せよ。
第6回 学習2: オペラント条件づけ、社会的学習 オペラント条件づけについて、日常生活の具体例を挙げて説明せよ。
第7回 前半グループワーク:知覚、記憶、学習
第8回 感情:基本的感情の普遍性と感情のコントロール 基本的感情の普遍性について説明せよ。感情のコントロール方法について説明せよ。
第9回 前半グループ発表:知覚、記憶、学習 グループワークのまとめを発表する。
第10回 性格1:主要なパーソナリティ理論 類型論と特性論の相違について説明せよ。
第11回 社会行動:他者の存在の影響 社会的促進と社会的手抜きについて説明せよ。
第12回 性格2:パーソナリティ検査 代表的なパーソナリティ検査を挙げよ。
第13回 後半グループワーク:感情、性格、社会行動
第14回 発達:心の理論 心の理論について説明せよ。
第15回 後半グループ発表:感情、性格、社会行動 グループワークのまとめを発表する。

教科書

和田万紀(編)『心理学(第2版)』 弘文堂

参考書、講義資料等

参考書は適宜紹介する。
講義資料はOCW-iか授業中の配付により与える。

成績評価の基準及び方法

毎回の授業時に提出するワークシート(30点:2点×15回)、小レポート(20点)、期末試験(50点)に基づいて行う。 なお、60点以上が単位認定の最低ラインとなるが、ワークシートの提出が9回に満たない場合は、不可となる。

関連する科目

  • LAH.S306 : 心理学C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

なし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

永岑 光恵(ながみね みつえ)、nagamine.mitsue[at]ila.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。

その他

人数制限をする場合がありますので、履修希望者は第1回目の講義に必ず出席してください。

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