日常の生活に関連する法律問題を、新聞やニュースで取り上げられる身近な出来事と関連づけながら学習していく科目である。
法律は難しいという先入観をなくして、興味をもってもらうことが狙いである。法律に関する生活で必要となる知識、感覚を身につけることで、学生、社会人として生活していくことに必要となる基本的知識の習得してもらいたい。
法律の基本的ないくつかの概念を理解する。法律が自分にも関係があるという認識を持ち、法律的な常識感覚を身につけ、違法行為や危険な行為から巳を守れる価値観と身を守る方法を理解する。
契約、公序良俗、不法行為、消費者保護、労働、裁判、知的財産、基本的人権
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
各回テーマに関連した実際の出来事と法学的な基礎的な知識の講義、グループワーク、講義の復習を組み合わせた講義を行う。
日本語に不慣れな留学生の履修を歓迎する。理解に役立つように、英語などを併記した資料や討論のテーマも用意する。
(追記:講義中のグループワークでは,英語で,留学生とのディスカッションを積極的に行ってもらう。日本や外国の法事情等についても相互に理解を深めてもらうようにする。)
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス・法律とは | 法律の意義について理解する |
第2回 | 契約とは、公序良俗とは | 契約と公序良俗について理解する |
第3回 | 不法行為とは | 不法行為について理解する |
第4回 | 消費者保護とは | 消費者保護法制について理解する |
第5回 | 労働 | 労働契約と労働者の権利について理解する |
第6回 | 経済法と知的財産 | 経済法と知的財産の重要性について理解する |
第7回 | 裁判 | 裁判制度、民事裁判、刑事裁判等の違いについて理解する |
第8回 | 総括・期末テスト | 学習した内容を前提に、具体的な事案について問題点を討論することで理解を深める |
教科書は特に指定しない
池田他「法の世界へ」(有斐閣アルマ)
日常課題(20%)と中間レポート+期末テスト(80%)
特に制限はない