2016年度 文系エッセンス22:日本文化   Essence of Humanities and Social Sciences22:Japanese Culture

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開講元
文系教養科目
担当教員名
KIYAMA LORINDA ROBERTSON 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(西3号館 3ラボ)  
クラス
-
科目コード
LAH.S422
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年9月27日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

心理学という角度からの能楽への入門で、謡曲の構成と機能について学ぶ。英語に訳されている謡曲を読み、また視角材料を見る。創作能を作り、発表する。

到達目標

能楽の歴史・社会における役割・構成について学ぶ。様々な心理学の劇と療法と結び付け、比較する。英語で創作能を作り、それについて発表する。

キーワード

能楽、劇、文学、心理学、療法、セラピー、英語による創造的な作文

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

1~5週目は英語で謡曲を読み、ディスカッションをする。能の歴史、構成、社会における機能について学ぶ。6~8週目は現代能、創作能を模範とし、創作能を作り、発表する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 能楽入門、心理劇、プレイバックシアター、能療法、物語療法との比較 「隅田川」を読む
第2回 「隅田川」についてのディスカッション、死別、子供の人身売買 「金輪」を読む
第3回 「金輪」についてのディスカッション、恋愛関係における正義と嫉妬 「巴」を読む
第4回 「巴」についてのディスカッション、性による差別 「藤戸」を読む
第5回 「藤戸」についてのディスカッション、真実和解委員会 自分の創作能のテーマについて考える
第6回 様々なテーマについての現代能、創作能を紹介した後、自分の創作能のアウトラインを書く 創作能を作る
第7回 書いた創作能についてスモールグループで話し合い、磨きあげる 創作能を磨き上げ、発表の準備をする
第8回 創作能についての発表 なし

教科書

プリント

参考書、講義資料等

Japanese No Dramas, translated by Royall Tyler (Penguin, 1992)
20 Plays of the No Theatre, edited by Donald Keene (Columbia University, 1970)

成績評価の基準及び方法

予習とディスカッション参加50%、創作能30%、創作能についての発表20%

関連する科目

  • 特にありません

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

英語で謡曲が読めて、それについてディスカッションができる。授業は全て英語で行われます。

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