2016年度 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)導入2   Seminar on Humanities(Facilitating dialogue, collaboration, and bliss)Introduction 2

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開講元
文系教養科目
担当教員名
中野 民夫 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
集中講義等   
クラス
-
科目コード
LAH.H153
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

この世に生まれた一人の人間としての幅広い成長を目指し、「参加と協働と至福の場づくり」をテーマに、学び合いのコミュニティを育みたい。具体的に体験を通して学びたいことは二つ。ひとつは、ワークショップや創造的な対話をファシリテート(進行促進)する参加型の場づくりの技法。それぞれの思いや知恵を引き出し、相互作用の中で大きな学びや創造へと展開するファシリーたーのスキルとこころを、身につけていく。もうひとつは、ホリスティックな人間力。身体を調え、呼吸を調え、心を調え、今ここに集中できるマインドフルネスを養う。

到達目標

お互いに居心地がよく、率直で楽しい対話がはずむ創造的な場づくりを、ファシリテートすることができるようになる。
自分の身体や呼吸や心を調える基本的な技と習慣が身につき、過去や未来でなく今ここを自覚的に生きられるようになる。

キーワード

参加型の場づくり。ワークショップ。ファシリテーション。
調身・調息・調心。マインドフルネス。スピリチュアリティ。ホリスティック。
至福の追求。社会変革。ソーシャルイノベーション。

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

参加体験型のワークショップスタイルで行う実習と、教科書などの文献を全員が読み込んだ上で集い、担当者が課題を提起し、皆で話し合う座学を組み合わせる。教員が一方的に教えるのではなく、学生の積極的・主体的な参加をベースに、全員でお互いに学び成長し合えるラーニングコミュニティをめざす。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業は基本的に隔週の水曜日に2コマずつ行う。テキストを分担し、発表しあい、全員で討議する。詳細は、初回のオリエンテーションで受講生の意向を聞きながら決定する。 担当テキストの発表準備。

教科書

『神話の力』(ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ著、早川文庫)、『微笑みを生きる』(ティク・ナット・ハン著、春秋社)、『ソーシャル・イノベーションが拓く世界』(西村仁志編著、法律文化社)

参考書、講義資料等

その他の資料は随時配布する。

成績評価の基準及び方法

毎回の積極的な参加(宿題や発表含む)80%、最終レポート20%

関連する科目

  • LAH.H253 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)2
  • LAH.H355 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)4
  • LAH.H357 : 人文学系ゼミ(参加と協働と至福の場づくり)6

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

参加型の場づくりに興味があり、対話の場づくりなどファシリテーター的なことをやりたいという思いがあること。
自分の身体や心に興味があり、身心を調える地道な実践(修行)を行う意欲があること。
幅広い好奇心と、柔軟な精神。

その他

LAH.H253、LAH.H355とLAH.H357と合同で行う。異学年の交流も意義深いだろう。体験的なワークショップはまとまった時間が必要なので、できたら二コマ合わせて隔週で実施したい。また、屋久島でのゼミ合宿も検討する。オリエンテーション時に、受講生とスケジュールと内容は相談する。内容は参加者や人数などによって臨機応変に変更する可能性がある。

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