2016年度 横断科目4:現代科学・技術と安全性   Transdisciplinary studies 4:Modern Science: Technology and Safety

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開講元
文系教養科目
担当教員名
桑田 繁樹  札野 順  BEKTAS YAKUP  小原 徹  笠井 和彦  工藤 史貴  八重 ゆかり  塚越 洋司  舘野 洋彰  中原 正大  神里 達博 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(S221)  
クラス
-
科目コード
LAH.T404
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 「我が国最高の理工系総合大学」である東工大の学生が、理工系の分野の広がりを知り、その分野の社会的位置づけを考え、分野を越えた俯瞰的な視点を獲得し、自らの専門について多元的に捉えるようにする。横断科目の各科目は、各学院とリベラルアーツ研究教育院とが協働して、科目を企画・運営する。

現代社会において、科学・技術は豊かさの源泉の一つである。同時に、その影響が巨大化するとともに、もたらすリスクも大きくなっている。この授業では、様々な科学・技術分野におけるリスクの例と実際にどのようなリスク回避がなされているか紹介する。本講義は様々な専門分野の講師による講義である。

到達目標

講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)様々な科学・技術分野におけるリスクの例を説明することができる。
2)様々な科学・技術分野におけるリスク回避の例を説明することができる。

キーワード

自然科学、 工学、 技術、 ELSI(倫理的、法的、社会的影響)、安全性

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

他のすべての横断科目と同様に、本科目では、学生自らが能動的に学ぶアクティブラーニングを重視します。したがって、各回の講義には必ず出席し、サマリーレポートを提出してください。特別な事情で講義に参加出来ない場合は、科目責任者に事前に報告してください。講義への出席は、科目の成績に反映されます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス、導入 サマリーレポート
第2回 化学プラントの安全 サマリーレポート
第3回 原子力システムの安全性・その1 原子力の安全性確保の考え方 サマリーレポート
第4回 原子力システムの安全性・その2 放射性廃棄物処分の安全性 サマリーレポート
第5回 航空機の安全性と社会システム サマリーレポート
第6回 化学物質と安全性 サマリーレポート
第7回 科学技術と食品安全 サマリーレポート
第8回 薬害の歴史と現代における課題 サマリーレポート

教科書

特に指定しない.

参考書、講義資料等

講義資料はOCW-iか授業中の配布により与える。

成績評価の基準及び方法

他のすべての横断科目と同様に、本科目では、当該分野(受講学生の専門分野あるいは本科目で扱った科学技術の分野)の「広がり」と「社会的位置づけ」についてオリジナルな考察を含むレポートの提出を単位認定の条件とします。レポートの課題の詳細については、最初の講義で解説します。

関連する科目

  • CHM.A201 : 安全の化学
  • NCL.F454 : 原子力の安全性と地域共生
  • LAS.E101 : 環境安全論
  • ZSK.D430 : 人間安全工学
  • MEC.C434 : 製造物の安全性とユーザの安心の科学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特に指定しない。

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