2016年度 横断科目12:金融・経済活動と企業戦略   Transdisciplinary studies 12:Financial/Economic Activities and Corporate Strategy

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
文系教養科目
担当教員名
猪原 健弘  岡野 武志 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
水3-4(S221)  
クラス
-
科目コード
LAH.T412
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年9月20日
講義資料更新日
2016年1月25日
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

「我が国最高の理工系総合大学」である東工大の学生が、理工系の分野の広がりを知り、その分野の社会的位置づけを考え、分野を越えた俯瞰的な視点を獲得し、自らの専門について多元的に捉えるようにする。横断科目の各科目は、各学院とリベラルアーツ研究教育院とが協働して、科目を企画・運営する。

本授業科目の主題は「金融・経済活動と企業戦略」である。この授業科目は、特別な予備知識がなくても、経済社会の概要を理解できるようデザインされている。授業内容には、金融と経済を身近に捉えるための基礎知識や企業活動を考える際に求められる視点が含まれる。

この授業科目は、経済社会に関する幅広い知識と視野を得ることにより、受講生が将来、実社会において活躍する能力を高めることを目標にしている。

到達目標

本授業科目を履修することにより、授業計画に示す各回のトピックスに関する全体像と最近の動向を理解する。

キーワード

経済、産業、金融、投資、リスクマネジメント、研究開発、社会的責任

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

他のすべての横断科目と同様に、本科目では、学生自らが能動的に学ぶアクティブラーニングを重視します。したがって、各回の講義には必ず出席し、サマリーレポートを提出してください。特別な事情で講義に参加出来ない場合は、科目責任者に事前に報告してください。講義への出席は、科目の成績に反映されます。

第1回~第7回:講義、第8回:まとめ及びレポート作成

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション、企業活動の基礎 財務諸表の枠組みを理解する
第2回 企業活動と経済 産業と経済の全体像をつかむ
第3回 ファイナンスと金融商品 財務活動と金融商品の基礎を理解する
第4回 企業分析と投資戦略 企業分析の視点と投資手法を学ぶ
第5回 リスクマネジメントとガバナンス 企業リスクの概要と低減する仕組みを知る
第6回 R&Dとイノベーション 研究開発の経済的効果を理解する
第7回 社会的課題と企業戦略 企業の役割と責任を考える
第8回 まとめ(期末レポート) 講義全体のまとめをおこなう

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

講義室で投影する

成績評価の基準及び方法

授業への出席と貢献(50%)、期末レポート(50%)を考慮して評価する。

他のすべての横断科目と同様に、本科目では、当該分野(受講学生の専門分野あるいは本科目で扱った科学技術の分野)の「広がり」と「社会的位置づけ」についてオリジナルな考察を含むレポートの提出を単位認定の条件とします。レポートの課題の詳細については、最初の講義で解説します。

関連する科目

  • SHS.P441 : 政治・法律・行政分野特論S1A
  • SHS.P442 : 政治・法律・行政分野特論S1B
  • SHS.P443 : 政治・法律・行政分野特論F1A
  • SHS.P444 : 政治・法律・行政分野特論F1B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

金融や経済への興味があることが望ましい。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

猪原健弘(いのはらたけひろ)、inohara.t.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。担当教員の居室は西9号館8階813号室。

このページのトップへ