2016年度 文学C   Literature C

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開講元
文系教養科目
担当教員名
磯﨑 憲一郎 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(H113)  木3-4(H113)  
クラス
-
科目コード
LAH.H304
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
2016年1月18日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、学生が短編小説を執筆し、授業内で発表・批評し合う。
 初回・第2回の授業で担当教員自身の小説観や執筆法、過去に発表した作品について説明した上で、第3回目以降は学生自らが執筆した短編小説を授業内で発表・批評し合う。議論の中で、「創作の楽しさ・難しさ」を共有すると同時に、「小説に内在する力」や「小説を生成する原理」、更には芸術作品を生み出すために必要な「創造的思考」「オリジナリティー」についても考える。

到達目標

本講義を履修することによって、次の能力を習得する。
1)先ず、自ら散文作品を創作する「喜び」を知る。
2)他者の作品を「より良い作品にする」という観点から、建設的に批評する能力を習得する。
3)自ら短編を書く経験を経る事で、小説を読む時に「作者は何を考えながら書いていたのか?」という俯瞰的視点を持つ事が出来るようになる。

キーワード

文学、創作、批評、創造性

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

 初回・第2回の授業で発表者の順番を決めた上で、第3回目以降の授業では毎回2〜3名に短編小説を発表して貰い、全員参加型の討議形式とします。学生には、既成概念や文学理論に頼る事なく、「自らの頭で考え、自らの言葉で語る」能動的姿勢を求めたいと思います。ゲストとして小説家や文芸誌編集者に議論に加わって貰う事も考えています。最終回には関係者による投票で「最優秀作品」も決定したいと考えています。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンス
第2回 担当教員の小説観 実作者である担当教員の執筆法、小説観、過去の作品について学ぶ。
第3回 短編小説発表・批評(第1回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第4回 短編小説発表・批評(第2回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第5回 短編小説発表・批評(第3回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第6回 短編小説発表・批評(第4回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第7回 短編小説発表・批評(第5回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第8回 ゲストを招いて創作に関する討議 ゲストの話・討議を踏まえて、その感想をレポートとして提出
第9回 短編小説発表・批評(第6回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第10回 短編小説発表・批評(第7回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第11回 短編小説発表・批評(第8回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第12回 短編小説発表・批評(第9回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第13回 短編小説発表・批評(第10回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第14回 短編小説発表・批評(第11回) 他者の作品の批評方法について学ぶ。
第15回 最優秀作品投票・総評

教科書

教科書は指定しない。参照必要な作品に関しては適宜授業内で指示する。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

授業中の発言・批評(30%)
第8回のレポート(30%)
短編小説(40%)

関連する科目

  • LAH.H104 : 文学A
  • LAH.H204 : 文学B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。(但し、平成27年度の「小説生成論2」履修者は、本講義の内容と重複しているので履修不可とする。)

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

isozaki.k.ac[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

事前にメール予約すること。居室は西9号館803号室。

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