2016年度 芸術B   Arts B, Esthetics B

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開講元
文系教養科目
担当教員名
伊藤 亜紗 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月1-2(M011)  木1-2(M011)  
クラス
-
科目コード
LAH.H202
単位数
2
開講年度
2016年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2016年1月11日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、キュビスムからポップ・アートまで、20世紀美術の代表的な作品を鑑賞します。アートの鑑賞に正解はありません。アートを楽しむ第一歩は、作品を見て自分がどう感じたかを率直に言葉にすること、そして、それを他者と共有し深めていくことです。したがって本講義は、学生のみなさんが能動的に鑑賞するグループワークや簡単な作品制作を行うワークショップを積極的に行います。そうした活動を通じて他の学生の見方を知り、作品を多角的に捉えることができるようになるでしょう。そのうえで講師が、当時の時代背景などを含めた必要な知識を提供します。
本講義のねらいは、ふたつあります。ひとつは、アートを鑑賞する力を身につけることです。ふたつめは、20世紀美術の代表的な作品についての知識を身につけることです。この鑑賞力と知識があれば、今後どんな展覧会に行っても楽しめるようになるはずです。また、鑑賞の訓練をつむことで、自分の考えを説得的に伝えるコミュニケーション力も身につくはずです。

到達目標

本講義を履修することによって以下の能力を修得します。
1)芸術作品を能動的に鑑賞する楽しさを知り、ひるむことなく新しい作品に向き合えるようになる
2)20世紀美術の歴史的な流れを当時の文化的社会的背景を含めて説明することができる
3)自分の感覚的な印象を、分析的かつ総合的に言葉にすることができる
4)他者との議論を通じて、作品を多角的にとらえることができる

キーワード

アート、西洋美術、ワークショップ

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

一つのテーマにつき2回、を基本に進めます。毎回の授業は、グループディスカッションかワークショップ(作品制作) が30〜60分程度、その他が講義です。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 授業ガイダンス、作品への向き合い方 鑑賞と解釈の違いを説明できるようになる
第2回 キュビスム(1)ーピカソの作品を見る キュビスムの効果を説明でき、かつそれを実感できるようになる
第3回 キュビスム(2)ーその展開と背景 キュビスムと当時の哲学や科学の動向との関係を説明できるようになる
第4回 抽象画(1)ーマレーヴィッチの作品を見る 具象画と抽象画の違いを説明できるようになる
第5回 抽象画(2)ーワークショップ 視覚言語を作ることを通して、その効果を実感する
第6回 抽象表現主義(1)ーポロックの作品を見る 抽象画と抽象表現主義の違いを説明できるようになる
第7回 抽象表現主義(2)ーその受容 「最初のアメリカのアート」としての抽象表現主義の位置づけを説明できるよう になる
第8回 コンセプチュアルアート(1)ーオノ・ヨーコの作品を見る コンセプチュアルアートの意味を説明でき、かつそれを実感できるようになる
第9回 コンセプチュアルアート(2)ーその展開 コンセプチュアルアートの社会的インパクトについて説明できるようになる
第10回 ダダとシュルレアリスム 戦争が芸術表現に与えた影響を説明できるようになる
第11回 ネオダダ(1)ーラウシェンバーグの作品を見る ダダとネオダダの違いを説明できるようになる
第12回 ネオダダ(2)ーその展開と背景 ネオダダを当時の社会状況との関係から説明できるようになる
第13回 ポップ・アート(1)ーウォーホルの作品を見る ポップアートの意味を説明でき、かつそれを実感できるようになる
第14回 ポップ・アート(2)ーその展開 中国におけるポップアートの展開を説明できるようになる
第15回 プレゼンテーション 美術館に展覧会を鑑賞に行き、その成果を発表する

教科書

主体的な鑑賞を重視するため、教科書は指定しない。授業で扱う作品の画像は、事前にOCW-iにアップする。

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の基準及び方法

毎回授業で行うグループワークやワークショップ(30%)
授業を通して修得した鑑賞力と知識を使って、展覧会を鑑賞しにいき、その成果を発表してもらう(70%)

関連する科目

  • LAH.H102 : 芸術A
  • LAH.H302 : 芸術C
  • LAH.H310 : 人文学系ゼミ3

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に身につけているべき知識や技術はない。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

ito.xxx[at]xxx.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること。居室は西9号館913号室。

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