2019年度 メディア論A   Media Studies A

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開講元
文系教養科目
担当教員名
柳瀬 博一 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(H101)  
クラス
-
科目コード
LAH.S112
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2019年4月2日
講義資料更新日
2019年1月27日
使用言語
日本語
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media

講義の概要とねらい

講義の概要について
本講義では、「メディア」という概念について総合的な理解を深めてもらう。
通常、「メディア」とはテレビ、新聞、雑誌、ラジオ、ウェブニュースなどの「マスメディア」を意味するが、インターネットの浸透と、PC、携帯電話、スマートフォンなどの普及、SNSなどの発達で、誰もが情報の受発信ができる「だれでもメディア時代」になった。
だれもがメディアの消費者であると同時に当事者になったわけである。
それを踏まえて、マスメディアの歴史と現状、SNSなど新しいメディアサービスの仕組みと特徴、個人と組織のメディアとしての振る舞い方の現状を学び、メディアに関する基礎教養を身につける。

ねらい 
メディア論は概して文系科目とみなされがちだが、現在のメディアはITが基盤となっている。
メディアビジネスに従事する人たちには、大学や大学院の理系コース出身者が目立つ。
さらに、研究職の場合、自らメディアとして情報発信する能力が求められる。
東京工業大学の新入生に当事者意識を持ってメディアに関する基礎知識と教養を身につけてもらうことが、本講義のねらいとなる。

到達目標

①メディアの基本概念について理解する。②マスメディアがインターネットの登場で大きく変化をしたことを理解する。③あらゆる個人と組織がメディアになった現状を理解する。④メディアのビジネスモデルの基礎を理解する。⑤科学ジャーナリズムの重要性を理解する。⑥メディアと科学技術の関係性を理解する。

キーワード

パーソナルメディア インターネット SNS  マスメディア スマートフォン 広告ビジネス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

教科書は使用しないが、参考図書は明示し、資料は毎回配る。パワーポイントや映像、音声などを授業では活用する予定である。また、ゲストの登壇も予定している。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション  授業方針に対する理解
第2回 メディアとはなにか メディアの概念に対する理解
第3回 マスメディアの歴史とインターネット革命 マスメディアとインターネットの関係についての理解
第4回 携帯電話とSNSとだれでもメディア時代 誰もがメディアになる時代についての理解
第5回 メディアとビジネス メディアと広告 メディアのビジネスの中核たる広告業と課金についての理解
第6回 科学ジャーナリズムと技術ジャーナリズム 科学技術ジャーナリズムに対する理解
第7回 メディアの未来と科学技術 放送技術からAIまでメディアを支え、メディアを変える技術についての理解
第8回 まとめ メディア論についての総合的な理解

教科書

特に使用しない。その都度プリントを用意する予定

参考書、講義資料等

『メディア論』(マーシャル・マクルーハン』ほか複数

成績評価の基準及び方法

授業参加度(出席および課題達成)60点 最終レポート 40点

関連する科目

  • LAH.S213 : メディア論B
  • LAH.S312 : メディア論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

yanase.h.aa[at]m.titech.ac.jp

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