2022年度 経済学A 1   Economics A 1

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開講元
文系教養科目
担当教員名
江原 慶 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(S011)  
クラス
1
科目コード
LAH.S109
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では,経済学という学問への導入として,経済学の成り立ちについて学びます。一口に経済学といっても多様であり,全体をカバーすることはできませんが,すべての経済学のおおもととなっている古典派経済学について,その形成と概要を講義します。その後,「経済学B」「経済学C」で学ぶマルクス経済学の形成と発展について講義します。
本講義のねらいは,経済学の研究史を学ぶことで,なぜ経済学が,物理学などの自然科学と異なり,多様にならざるを得なかったのか,その経緯を理解することにあります。それは,現実の社会が多様であらざるを得ないことを反映しています。"

到達目標

1) 経済社会のしくみを考えるための知的系譜について身につける。
2) 資本主義のしくみを体系的に捉え,様々な諸現象を関連づけて考える思考力を養う。

キーワード

資本主義,重商主義,重農主義,古典派経済学,マルクス

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

配布資料をもとに講義します。受講生には毎回コメントペーパーの記入を求め,講義中に質問・コメントに回答します。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 はじめに 講義の概要および進め方,教科書はじめに
第2回 重商主義と重農主義 教科書第1,2章
第3回 古典派経済学(1):A. スミス 教科書第3章の1,2
第4回 古典派経済学(2):D. リカードウ 教科書第3章の3,4
第5回 K. マルクスの資本主義論 教科書第6章の1,2
第6回 マルクス経済学の展開 教科書第6章の3,4
第7回 まとめ,期末試験 経済学のこれからについて,期末試験

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

伊藤誠『経済学からなにを学ぶか:その500年の歩み』平凡社新書,2015年

参考書、講義資料等

講義中に指示する

成績評価の基準及び方法

コメントペーパー,小テスト:30%,期末試験:70%

関連する科目

  • LAH.S209 : 経済学B
  • LAH.S310 : 経済学C
  • LAH.S407 : 文系エッセンス7:経済学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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