2016年度 技術者倫理 II   Engineering Ethics II

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
中村 昌允 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
土5-6(田町CIC812)  
クラス
-
科目コード
TIM.A531
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年2月9日
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

実際の社会における技術者の行動を基に、その事例の当事者に自分を置き換えること、すなわち、仮想体験によって、より深く技術者の判断と行動を理解する。
安全に関する日本と欧米の考え方の違いを理解し、これからの日本の安全の在り方を考える

到達目標

1.技術者の社会的責任について説明できる
2.これからの日本の安全管理について、自分の考えを説明できる。
3.リスクマネジメントの実践的知識を身につける

キーワード

リスクアセスメント、リスクマネジメント、不確実な情報下での意思決定、研究倫理、仮想体験、技術者の責任

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

双方向講義
実際の実例を使って、そこにおける技術者の行動について考える。
技術者倫理Ⅰのアドバンスト講義なので、技術者倫理Ⅰの受講が望ましい。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 福島原発事故とリスクマネジメント 福島原発事故から学ぶ教訓
第2回 福島原発事故と技術者の行動 技術者の責任 不確実な情報下での意思決定
第3回 STAP細胞問題と研究倫理 研究者が問われたこと 研究指導者が問われたこと
第4回 ヒューマンエラーと設計技術者の責任 人に起因する事故の未然防止
第5回 どこまで安全を求めるかー1 安全に関する日本とグローバルな認識との違い
第6回 どこまで安全を求めるかー2 これからの日本の安全管理

教科書

中村昌允 「技術者倫理とリスクマネジメント」、オーム社、2012年

参考書、講義資料等

中村昌允「製造現場の事故を防ぐ安全工学の考え方と実践」 オーム社、2013年

成績評価の基準及び方法

出席率70%以上を評価
課題レポート
毎回の講義における小レポート

関連する科目

  • TIM.A530 : 技術者倫理 I

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

1、企業における実経験を有する者が望ましいが、意欲のある学部生でも可
2.これからの日本の安全管理に関心がある
3.技術者倫理Ⅰの受講

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

masayoshi.nakamura[at]jcom.zaq.ne.jp
090-8013-0060

オフィスアワー

講義の前後

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