2023年度 社会シミュレーション II   Social Simulation II

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
中丸 麻由子 
授業形態
講義 / 演習    (ハイフレックス型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
土1-2(CIC)  
クラス
-
科目コード
TIM.A511
単位数
1
開講年度
2023年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2023年4月5日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義では、 社会シミュレーションIに引き続き、エージェントベースシミュレーションの講義・演習を行い、技術経営の分析において有用となる技術を習得する。
 技術経営における様々な現象を理解するためには、現象をそのまま捉えて、つじつまの合うように説明するというのでは無く、その背後にある法則性や原理を見極める必要がある。そのためには社会シミュレーションは有用な分析ツールである。本講座では社会シミュレーションの分析の方法論を演習を通して学ぶことで、分析のための基礎知識の習得をする。そして、この分析手法を通じて経営やビジネスの背後にある原理や法則性を見極める習慣をつけることを目標とする。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 事象間の相互関係をプログラムや数式によってモデル化する力
2) モデルから前提条件に応じた解を導出する力
3) 得られた解を現実を照らし合わせながら適切に解釈する

キーワード

エージェントベースシミュレーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回講義と演習を行う。講義時間内に終わらない演習は各自で行うこと。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション:エージントベースシミュレーション(ABM)について シェリングの分居モデル 社会シミュレーションとは何かを説明 シェリングの分居モデルの紹介と演習
第2回 シェリングの分居モデル シェリングの分居モデルの紹介と演習
第3回 協力の進化のシミュレーション:社会ネットワーク 協力の進化モデルの紹介と演習
第4回 協力の進化のシミュレーション:続き 協力の進化モデルの紹介と演習
第5回 文化伝播および意見動態のシミュレーション 文化伝播および意見動態モデルの演習
第6回 Group discussion グループで議論をする
第7回 Group presentation グループワークの内容を発表する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

指定しない

成績評価の基準及び方法

レポート(100%)

関連する科目

  • TIM.A510 : 社会シミュレーション I
  • TIM.A414 : 社会科学のモデル・実験入門
  • TIM.C401 : ビジネスエコシステム論 I
  • TIM.C402 : ビジネスエコシステム論 II
  • TIM.D401 : リサーチリテラシー演習 I
  • TIM.D402 : リサーチリテラシー演習 II

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

社会シミュレーション I を受講すること

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