本講義でのデザインとは機能設計を意味する。
デザインという概念について整理した上で、プロダクト・アーキテクチャについて学ぶ。モジュール型アーキテクチャ、インテグラル型アーキテクチャについて学ぶ。
プロダクト・アーキテクチャについて理解する
アーキテクチャ、 モジュラー、 インテグラル
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義で得た知識に基づいてグループワークを行い課題に答える。
グループワーク発表後全員で課題について議論する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス 講義:デザインとは何か?(Blumrichの論文) 講義:「デザイン・ルール第1章」を読む | デザインという概念の理解 |
第2回 | グループワーク:「デザイン・ルール第2章」を読む タスク構造行列について Josef F. Blumrich, “Design” Science, Vol. 168, pp.1551-1554, 1970. | タスク構造行列を知る |
第3回 | グループワーク:「デザイン・ルール第3章、4章」を読む 設計構造行列 | 設計構造行列を知る |
第4回 | グループワーク:「公理的設計第1章」を読む | 公理的設計について知る |
第5回 | グループワーク:モジュラー性とモジュール型アーキテクチャ Karl Ulrich “The role of product architecture in the manufacturing firm”, Research Policy, Vol. 24, pp. 419-440, 1995 | モジュール型アーキテクチャとインテグラル型アーキテクチャについて知る |
第6回 | 講義:組み立て製品とプロセス製品のアーキテクチャ | 製品のアーキテクチャについて知る |
第7回 | 講義:制約を考慮した設計理論 | より高度な設計論に向けた取組に触れる |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
Josef F. Blumrich, “Design” Science, Vol. 168, pp.1551-1554, 1970
“Design Rules” by Carliss Y. Boldwin and Kim B. Clark, The MIT Press (2000)
“Axiomatic Design” by Nam Pyo Suh, OXFORD UNIVERSITY PRESS (2001)
「システムの科学」 ハーバート・A・サイモン著
「テクノロジーとイノベーション」W. ブライアン・アーサー
レポート80% 講義貢献20%
R&D戦略Ⅰ、Ⅱ を履修していることが望ましい