2020年度 政治・経済分析基礎 I   Methodology of Political Science and Economics I

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
池上 雅子  後藤 美香 
授業形態
講義 / 演習
メディア利用
Zoom
曜日・時限(講義室)
土9-10(CIC913)  
クラス
-
科目コード
TIM.A403
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義(I)では、社会科学の中でも、特に事例研究で一般的な定性的研究 (Qualitative analysis) の基本的な方法論と学術論理的Research Designのたてかたを学ぶ。 社会科学の基礎的方法論の理解を通し、問題発見から推論を立て実証するという論理的思考と洞察力を涵養する。こうした論理的思考力は、定量的データを使って学術的に生産的な分析をする上で必須である。本講は、定量分析偏重の現代社会科学において軽視されがちな定性的事例研究の重要さ・洞察性への理解を深める一方、科学的客観性を旨とする定量分析に潜む重大なバイアスへの認識を喚起する。

到達目標

本講義の到達目標は以下:
(1) 社会科学の中でも特に定性的方法論の基礎を学ぶ。
(2) 社会科学の科学的推論の立て方と定性的事例研究の手法を学ぶ。
(3) 科学技術に関する意思決定・政策分析に関する事例研究。

キーワード

社会科学の方法論、定性的方法論、、事例分析、科学技術政策分析

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義の中で社会科学の主に定性的方法論の基本的な理論と手法を学ぶとともに、科学技術に関する意思決定・政策分析に関する優れた事例研究を議論する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション 社会科学の方法論と科学的推論の要点と本講義の課題の説明
第2回 定性的方法論 I 事例研究とその基本的手法を学ぶ
第3回 定性的方法論 II 定性的方法論を使ったResearch design, research question の立て方
第4回 定性的研究事例 III 科学技術政策分析の事例研究
第5回 社会科学理論形成の陥穽 Bad Management Theories Are Destroying Good Management
第6回 社会科学理論形成の陥穽 OR リスク・危機管理(客員講義) 「福島原発事故の教訓と危機管理」 by 奈良林 直 東工大特任教授
第7回 定量分析のバイアス検証 現代社会科学の主要分析枠組みのバイアスを再考・検証する; Weapons of Math Destruction
第8回 グループ自主課題研究発表と総括 グループ自主課題研究発表とまとめ

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

* Alexander L. George and Andrew Bennett, Case Studies and Theory Development in the Social Sciences, MIT Press, 2005
* Robert K. Yin (2009) Case Study Research: Design and Methods, Sage
* Sumantra Ghoshal (2005) “Bad management theories are destroying good management practices”, Academy of Management Learning & Education, Vol. 4, No. 1, pp. 75-91
* Ghoshal & Moran (1996) “Bad for practice: a critique of the transaction cost theory”, Academy of Management Review, Vol. 21, No. 1, pp. 13-47
* Cathy O’Neil (2016) Weapons of Math Destruction, Crown Random House
Social Research Methods (4th Edition) by Alan Bryman (2012, Oxford University Press), Bryman & Bell, Business Research Methods 3rd ed. (2011, Oxford University Press)
等々からの該当箇所抜粋

参考書、講義資料等

必要に応じて適宜、論文資料などを配布する。

成績評価の基準及び方法

講義への積極的出席 (50%)、グループ課題研究発表 (20%)とその最終課題レポート (30%)により評価。

関連する科目

  • TIM.C532 : 先端/防衛技術の研究・開発・試験・評価の政策分析
  • TIM.C510 : 科学技術政策分析 I
  • TIM.C511 : 科学技術政策分析 II

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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