【概要】
本講義では,ユーザを調査する方法の概要を理解する.ユーザ調査における定量データ,定性データの特性とともに,それぞれの収集方法を理解する.
【ねらい】
本講義では,ユーザの振舞いを捉える場合に,適切な手法を選択・実施できるように定量・定性的手法の強味と弱味を掴む.
本講義の履修を通じて,以下の目標に到達する
1. 定量データの特性を知り,その収集方法を理解する
2. 定性データの特性を知り,その収集方法を理解する
3. データを抽象化して解釈する方法を理解する
定量的調査,定性的調査,ワークショップ
専門力 | 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義とグループ演習により実施する.
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 1. 定量データと定性データの特性 | 導入として,定量データと定性データの特性を理解する |
第2回 | 2. 調査・実験の概略 | 調査・実験の概略を理解する |
第3回 | 3. 定量データの収集方法 | 定量データの収集方法,特に質問紙法について理解する |
第4回 | 4. 定性データの収集方法 | 定性データの収集方法,特に面接法と観察法について理解する |
第5回 | 5. 演習1(調査対象と方法の決定) | プレゼンテーションに向けて,調査対象と方法を決定する |
第6回 | 6. 演習2(調査の練習) | 調査を実施する |
第7回 | 7. ワークショップの概略 | ワークショップの概略を理解する |
第8回 | 8. 演習3(プレゼンテーションとディスカッション) | プレゼンテーション行い,参加者と討議する |
特になし.講義資料は,システムを通じて配布する.
Lazar, J., Feng, J. H., & Hochheiser, H. (2017). Research methods in human-computer interaction. Morgan Kaufmann.
講義中への貢献:30%,最終課題レポート:70%
特になし.