R&D戦略Ⅱでは科学、技術と市場との関係について学ぶ。
R&D戦略Ⅰで学んだ「科学」「技術」という概念を踏まえて、技術の構造を講義する。また、「ケース:燃料電池」「ローバー火星を駆ける」「原理が製品アーキテクチャに与える影響」を参考資料として、技術を社会に提供する際の課題をグループワークを通じて議論する。
技術には原理的な限界「物理限界」、設計能力による限界「装置限界」、運用技能の限界「実行限界」の三階層があることを理解する。
技術を社会に反映させる際の課題を理解する。
技術の構造、 研究開発、
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
講義で得た知識に基づいてグループワークを行い課題に答える。
グループワーク発表後全員で課題について議論する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ガイダンス、グループ分け 講義:日本企業は技術の研究開発をどのように考えていたのか | とくになし |
第2回 | 講義:技術の構造Ⅰ | グループワーク:ケース「燃料電池」の課題提示 |
第3回 | ケース「燃料電池」のビデオ視聴 講義:技術の構造Ⅰつづき | グループワーク:ローバー火星を駆けるの課題提示 |
第4回 | 講義:技術の構造Ⅱ | グループワーク:「原理が製品アーキテクチャに与える影響」の課題提 |
第5回 | グループワーク:ケース「燃料電池」 技術の市場化について議論する | とくになし |
第6回 | グループワーク「技術の創造と設計」 | とくになし |
第7回 | グループワーク:ローバー火星を駆ける | レポート課題提示 |
第8回 | 講義:技術者倫理と企業倫理 | とくになし |
とくになし
「ローバー、火星を駆ける」 スティーブ・スクワイヤーズ著
「技術の創造と設計」 畑村洋太郎著
他の資料は適宜配布する
レポート80% 講義貢献20%
この科目は「履修前提条件付き授業科目」で,「履修前提科目」は「R&D戦略 I」である。「R&D戦略 I」の単位を修得しなければ,この科目の単位は修了に必要な単位として取り扱わない。