2020年度 イノベーション政策概論 I   Innovation Policy I

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
橋本 正洋 
授業形態
講義    (Zoom)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
土7-8(CIC310)  
クラス
-
科目コード
TIM.C410
単位数
1
開講年度
2020年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
2020年9月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

企業におけるイノベーション創成には、その基盤となる国全体としてのシステムが大きく影響する。このシステムをナショナルイノベーションシステムという。ナショナルイノベーションシステムにおいても、その時代に適したシステムの構築が重要である。
本講義では、日本及び米国等の科学技術・イノベーションに関する制度、政策を歴史的に概観し、これらを比較した上で、国家レベルのイノベーションシステムが如何に構築され、現在に至っているかを講義する。また、現状の世界をめぐる環境を踏まえ、国全体としてのイノベーションシステムの抱える問題は何か、如何にあるべきかを論ずる。

到達目標

企業のイノベーションの重要な基盤となる国家レベルのイノベーションシステムとそのモデルの全般的、基本的な知識を習得し、国家レベルのイノベーションシステムの今後の在り方について一定の見識を有することを目標とする。

実務経験のある教員等による授業科目等

該当する 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容)
担当教員は30年以上にわたり、政策現場の実務経験を有し、イノベーション政策にも通暁している。

キーワード

イノベーション、科学技術・イノベーション政策、国家戦略

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は当面1コマ(7,8時限)で行う。
本科目はグループワークを主体として知識の習得を図る。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 コース概要の説明 講義の進め方を理解する。グループ分けを行う。
第2回 先行研究に見るイノベーションシステムの定義と意義 イノベーション及びナショナルイノベーションの概要を理解する
第3回 日本のナショナルイノベーションシステム政策の変遷 日本のナショナルイノベーションシステム構築の歴史を理解する
第4回 日本の構造的イノベーション政策の進展1 ナショナルイノベーションシステムの各要素を研究する。
第5回 日本の構造的イノベーション政策の進展2 ナショナルイノベーションシステムの各要素を研究する。
第6回 日本の構造的イノベーション政策の進展3 ナショナルイノベーションシステムの各要素を研究する。
第7回 日本の構造的イノベーション政策の進展4 ナショナルイノベーションシステムの各要素を研究する。

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

授業の際に関係資料を配布する。

成績評価の基準及び方法

グループ討議と課題発表、クラス討議への貢献(50%)及び最終課題(50%)により評価する。

関連する科目

  • TIM.C411 : イノベーション政策概論 II
  • TIM.C530 : 政策プロセス科学特論 I
  • TIM.C531 : 政策プロセス科学特論 II

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

事前に身につけているべき知識等はない。

その他

補講として政策現場の視察・研修を行うことがある。

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