科学技術の先端分野における研究開発やイノベーションについて講義する。
また、研究テーマの発見や発明・イノベーションのプロセスについても学ぶ。先端分野については、物性物理・応用化学・機械物理・生産工学・ロボット工学・電子物理・電気電子・バイオテクノロジー・ナノテクノロジー・情報環境・計算工学、自然科学等の分野から、毎年5~6分野のローテーションで紹介する。この講義は特定分野の学生を対象とせず、専門外の学生にも分かりやすく解説する。
先端科学技術に関する最新の研究開発の動向,事業化するための考え方等を習得する。
先端科学、先端技術、研究開発、イノベーション
専門力 | ✔ 教養力 | コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
第1回のイントロダクションで講義の概要を紹介する。第2回以降は、各分野の研究者によるオムニバス形式の講義を、1人2回で実施する。第8回のグループ討議と発表会で全体を総括する。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロダクション | |
第2回 | 奥富先生「画像処理/コンピュータビジョン」 | 画像処理やコンピュータビジョンと呼ばれる分野にまつわる、最近の動向や注目技術について紹介する。 |
第3回 | 奥富先生「画像処理/コンピュータビジョン」 | 画像処理やコンピュータビジョンと呼ばれる分野にまつわる、最近の動向や注目技術について紹介する。 |
第4回 | 菅野先生「エネルギー変換電気化学デバイスの開発の現状1」 | 蓄電池や燃料電池は、電気ー化学エネルギー変換によって、発電や電気を貯蔵する役割を担い、近年とくに脚光を浴びている。このような電気化学エネルギー変換電気化学デバイスの社会的な位置づけを示すと共に、代表的なデバイスである燃料電池や蓄電池を概観する(1日目)。 |
第5回 | 菅野先生「エネルギー変換電気化学デバイスの開発の現状2」 | 電気ー化学エネルギー変換デバイスである燃料電池や蓄電池の開発の最先端の状況を述べ、今後のデバイス開発の方向性を講義する。特に蓄電池の全固体化について最近のトピックスを紹介する(2日目) |
第6回 | 真田先生「農村景観と石積み1」 | 棚田や段畑など農村景観をつくる石積みについて、歴史や欧州における再評価の流れなどを説明する |
第7回 | 真田先生「農村景観と石積み2」 | 欧州における石積みの再評価の背景にある「持続可能な発展」について、EUの共通農業政策について触れる。「持続可能性」を具体的に政策に反映させる方法として日本の農村政策、地方創生政策のありかたを提案する。 |
第8回 | まとめと討論 | 各講義の振り返り |
各講義で、適宜、資料を配布する。
特になし。
出席、議論への貢献、及び発表をもとに評価する。詳細は第01回の講義で解説する。
特になし。