2019年度 技術の戦略的マネジメント I   Strategic Management of Technology I

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
宮崎 久美子 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月11-12(W935)  
クラス
-
科目コード
TIM.B418
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年4月10日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

技術経営戦略を構築する上で、基礎として必要な理論や諸概念について知っておくべき知識を習得することを目的とする。
技術戦略とは企業が技術的資産を用いて企業の目標を達成するための戦略の事である。具体的には市場や競争環境に適応するための技術ポートフォリオの変革、技術コンピタンスの修得、研究開発のマネジメント等を含む。イノベーションモデル、技術経営に関わるツール、分野別のイノベーションモデル、ポーターのモデル、技術コンピタンス蓄積戦略、技術の多角化、研究開発のマネジメント等について論ずる。

到達目標

技術経営戦略構築のための知識やスキルを習得する。具体的には戦略的プラニングのプロセス、競合者の分析、技術予測、技術習得、エレクトロニクスや情報通信産業、知識インテンシブサービス等、異なる分野における技術コンピタンス蓄積過程等について学習する。

キーワード

戦略的プラニング、イノベーションモデル、技術戦略、研究開発マネジメント、グローバル化, GAFA

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

Q1 と QⅡから成る。アクティブラーニングにより、学習する。 数回のチームプレゼンテーション、小テスト、小論文やディスカッションを通じて学習する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション コースを紹介する
第2回 知識ベースの経済のための科学と技術、イノベーションモデル コースに関連した諸概念や理論について理解する
第3回 技術の軌跡、製品ライフサイクルモデルとイノベーションの成功、失敗 5つの技術軌道と製品ライフサイクルモデル、イノベーションの成功、失敗について理解する
第4回 企業の戦略、技術戦略の基礎的な考え方、小テスト 企業戦略の策定プロセス、技術戦略の策定プロセスについて学習する. また小テストを行う
第5回 ポーターモデル、ブルーオーシャン戦略、競合者の分析 ポーターモデル、ブルーオーシャン戦略を比較する。競合者を分析するためのテクニックについて学習する
第6回 GAFA (Google, Amazon,Facebook, Apple) の戦略 (深見、立教大学) GAFAの戦略について学習する
第7回 CT スキャナーのケース、コンペテンスモデル 3-4人のチームでプレゼンテーションをする
第8回 チームプレゼンテーション 3-4人のチームでプレゼンテーションをする

教科書

無し

参考書、講義資料等

講義資料や文献等は配布する

成績評価の基準及び方法

グループプレゼンテーション(40%)、小テストと小レポート(40%)、クラスでの発言(20%)によって評価する

関連する科目

  • TIM.B419 Strategic Management of Technology Ⅱ

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

経済や経営に関する知識は必要ではない。

引き続き、TIM.B419 Strategic Management of Technology Ⅱを受講することを強く勧める。

その他

英語のコースである。積極的に発言する事が望ましい。

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