2018年度 先端技術とイノベーション I   Leading-Edge Technology and Innovation I

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
仙石 愼太郎  中丸 麻由子 
授業形態
演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木11-12(W931)  
クラス
-
科目コード
TIM.D510
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2018年4月23日
講義資料更新日
2018年6月20日
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

科学技術の先端分野における研究開発やイノベーションについて講義する。
また、研究テーマの発見や発明・イノベーションのプロセスについても学ぶ。先端分野については、物性物理・応用化学・機械物理・生産工学・ロボット工学・電子物理・電気電子・バイオテクノロジー・ナノテクノロジー・情報環境・計算工学、自然科学等の分野から、毎年5~6分野のローテーションで紹介する。この講義は特定分野の学生を対象とせず、専門外の学生にも分かりやすく解説する。

到達目標

先端科学技術に関する最新の研究開発の動向,事業化するための考え方等を習得する。

キーワード

先端科学、先端技術、研究開発、イノベーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

第1回のイントロダクションで講義の概要を紹介する。第2回以降は、各分野の研究者によるオムニバス形式の講義を、1人2回で実施する。第8回のグループ討議と発表会で全体を総括する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 イントロダクション
第2回 交通行動と交通流の観測と分析 ヒトとクルマの移動・流動を観測するための方法論(定点観測と移動体観測)と交通のビッグデータを分析することによって理解できる交通行動と交通流の特性について説明します。
第3回 自動運転とシェアリングによる次世代交通システム 自動運転・自動走行システムの開発動向と、共有型の交通システム(カーシェアリング、ライドシェアリング)の特徴を説明し、次世代の交通システムについて考えます
第4回 コンビナトリアル技術と酸化物エレクトロニクス(第1回) 現代の物質科学には膨大なデータに基づく材料設計や機能開発が求められています。そのためのツールとしてコンビナトリアル技術を紹介し、環境・エネルギー問題の解決や次世代の情報通信技術に向けたこれまでの取り組みと今後の課題について議論します。
第5回 コンビナトリアル技術と酸化物エレクトロニクス(第2回) 青色LED用の窒化物半導体や超高速回路用の酸化物高温超伝導体は、従来はセラミックスと呼ばれ不完全な結晶しか得られませんでした。この30年間に結晶成長技術が飛躍的な進歩を遂げ電子材料として有用な素材に生まれ変わりつつある現状を紹介します。
第6回 異分野融合から見える生体分子の機能材料化(2) 生命を司る様々な分子から、新たな機能材料を作成する方法について議論する。
第7回 異分野融合から見える生体分子の機能材料化(2) 生命を司る様々な分子から、新たな機能材料を作成する方法について議論する。
第8回 まとめと討論 各講義の振り返り

教科書

各講義で、適宜、資料を配布する。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の基準及び方法

出席、議論への貢献、及び発表をもとに評価する。詳細は第01回の講義で解説する。

関連する科目

  • TIM.D511 : 先端技術とイノベーション II

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

このページのトップへ