2018年度 数理情報分析基礎 II   Methodology of Mathematical and Computational Analysis II

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
中丸 麻由子  梶川 裕矢 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月9-10(田町CIC812)  
クラス
-
科目コード
TIM.A406
単位数
1
開講年度
2018年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2018年12月4日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では、モデリングやシミュレーションなどの技術経営の分析において有用となる技術の理論と分析事例の講義を行う。本講義を通じて、技術経営を学習ならびに研究を行う上で必要な分析リテラシーを習得することを目的とする。
 技術経営における様々な現象を理解するためには、現象をそのまま捉えて、つじつまの合うように説明するというのでは無く、その背後にある法則性や原理を見極める必要がある。そのためにはモデリングやシミュレーションは有用な分析ツールである。本講座ではモデリングやシミュレーションの分析の方法論を、基礎的な演習問題も合わせて学ぶことで、分析のための基礎知識の習得をする。そして、この分析手法を通じて経営やビジネスの背後にある原理や法則性を見極める習慣をつけることを目標とする。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 事象間の相互関係を定性的・定量的にモデル化する力
2) モデルから前提条件に応じた解を導出する力
3) 得られた解から実務上のインプリケーションを導出する力

キーワード

ゲーム理論、進化ゲーム理論、自然選択、技術経営への応用

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回講義を行い、必要に応じて演習を行う。最後にグループで議論を行う

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 ガイダンス ゲーム理論入門:ナッシュ均衡および現実への適用例の紹介 ゲーム理論や進化ゲーム理論を通して社会の捉え方について学び、技術経営への応用を考える
第2回 ゲーム理論入門:ナッシュ均衡および現実への適用例の紹介 ゲーム理論の実社会への適用例を紹介
第3回 ゲーム理論入門:マーケットデザイン(マッチング理論) マッチング理論を例にしてゲーム理論の実社会への適用例を紹介
第4回 ゲーム理論入門:社会的選択理論 社会的選択理論を例にしてゲーム理論の実社会への適用例を紹介
第5回 進化ゲーム理論入門 進化ゲーム理論の基礎を紹介する
第6回 自然選択と人間社会 自然選択によって人間社会の究極要因の説明の仕方を習う
第7回 自然選択と人間社会 自然選択によって人間社会の究極要因の説明の仕方を習う
第8回 グループ ディスカッション 1回から7回までの講義をもとにして技術経営への応用を議論する

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

指定しない

成績評価の基準及び方法

レポート(100%)

関連する科目

  • TIM.A510 : 社会シミュレーション I
  • TIM.A511 : 社会シミュレーション II
  • TIM.C401 : ビジネスエコシステム論 I
  • TIM.C402 : ビジネスエコシステム論 II
  • TIM.D401 : リサーチリテラシー演習 I
  • TIM.D401 : リサーチリテラシー演習 I
  • TSE.C318 : エンジニアリングデザインと技術経営基礎

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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