2017年度 数理情報分析基礎 II   Methodology of Mathematical and Computational Analysis II

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開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
梶川 裕矢  中丸 麻由子 
授業形態
講義 / 演習     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月9-10(CIC812)  
クラス
-
科目コード
TIM.A406
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

 本講義では、モデリングやシミュレーションなどの技術経営の分析において有用となる技術の理論と分析事例の講義を行う。本講義を通じて、技術経営を学習ならびに研究を行う上で必要な分析リテラシーを習得することを目的とする。
 技術経営における様々な現象を理解するためには、現象をそのまま捉えて、つじつまの合うように説明するというのでは無く、その背後にある法則性や原理を見極める必要がある。そのためにはモデリングやシミュレーションは有用な分析ツールである。本講座ではモデリングやシミュレーションの分析の方法論を、基礎的な演習問題も合わせて学ぶことで、分析のための基礎知識の習得をする。そして、この分析手法を通じて経営やビジネスの背後にある原理や法則性を見極める習慣をつけることを目標とする。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1) 事象間の相互関係を定性的・定量的にモデル化する力
2) モデルから前提条件に応じた解を導出する力
3) 得られた解から実務上のインプリケーションを導出する力

キーワード

微分方程式、数値計算、ゲーム理論、進化ゲーム理論、最適化理論、エージェントベースシミュレーション

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

毎回講義を行い、必要に応じて演習を行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 技術経営とシミュレーション 技術経営におけるモデリング、シミュレーションの意義を理解する
第2回 微分方程式によるモデリング 微分方程式によるモデリングの紹介
第3回 微分方程式の解法 微分方程式の数値計算方法の説明・演習
第4回 ゲーム理論入門 ゲーム理論の実社会への適用例を紹介
第5回 進化ゲーム理論入門 進化ゲーム理論の基礎を紹介する
第6回 社会シミュレーション入門 エポック的なエージェントベースシミュレーションの紹介
第7回 最適化理論入門 具体例をもとにして最適化理論を紹介
第8回 演習 2回から7回までの講義・演習の総括

教科書

指定しない

参考書、講義資料等

指定しない

成績評価の基準及び方法

レポート(100%)

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  • TIM.A510 : 社会シミュレーション I
  • TIM.A511 : 社会シミュレーション II
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  • TIM.C402 : ビジネスエコシステム論 II
  • TIM.D401 : リサーチリテラシー演習 I
  • TIM.D401 : リサーチリテラシー演習 I

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修の条件を設けない

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