2019年度 技術者倫理 II   Engineering Ethics II

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
技術経営専門職学位課程
担当教員名
中村 昌允 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
土7-8(田町CIC310)  
クラス
-
科目コード
TIM.A531
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2019年12月26日
講義資料更新日
2019年2月1日
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

実際の社会における技術者の行動を基に、その事例の当事者に自分を置き換えること、すなわち、仮想体験によって、より深く技術者の判断と行動を理解する。
安全に関する日本と欧米の考え方の違いを理解し、これからの日本の安全の在り方を考える

到達目標

1.技術者の社会的責任について説明できる
2.これからの日本の安全管理について、自分の考えを説明できる。
3.リスクマネジメントの実践的知識を身につける

キーワード

リスクアセスメント、リスクマネジメント、不確実な情報下での意思決定、研究倫理、仮想体験、技術者の責任

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

双方向講義
実際の実例を使って、そこにおける技術者の行動について考える。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 技術者倫理とは何か 原子爆弾と科学技術者の社会的責任
第2回 技術者と経営者の判断-1 事例 チャレンジャー号爆発とシティコープビルの強度補強 技術者の信頼
第3回 技術者と経営者-2 研究開発とMOT 研究テーマの設定 出口を見据えた研究
第4回 ヒューマンエラーと設計技術者の責任 設計技術者の責任 ヒューマンファクター
第5回 現場力の低下と設計技術者の責任 日本の製造現場の課題
第6回 どこまで安全を求めるかー1 日本の安全認識は世界に通用するか 安全に関する日本とグローバルな認識との違い
第7回 どこまで安全を求めるかー2 事故調査の在り方 事故調査における日本と欧米との違い
第8回 どこまで安全を求めるか-3 これからの日本の安全管理

教科書

中村昌允 「技術者倫理とリスクマネジメント」、オーム社、2012年

参考書、講義資料等

中村昌允「製造現場の事故を防ぐ安全工学の考え方と実践」 オーム社、2013年

成績評価の基準及び方法

出席率70%以上を評価
課題レポート
毎回の講義における小レポート

関連する科目

  • TIM.A530 : 技術者倫理 I

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

1、企業における実経験を有する者が望ましいが、意欲のある学部生でも可
2.これからの日本の安全管理に関心がある

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

masayoshi.nakamura[at]jcom.zaq.ne.jp
090-8013-0060

オフィスアワー

講義の前後

このページのトップへ