2022年度 教育システム研究   Analyses and Modeling Techniques of Educational Data

文字サイズ 

アップデートお知らせメールへ登録 お気に入り講義リストに追加
開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
山岸 侯彦  栗山 直子 
授業形態
演習    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2  木1-2  
クラス
-
科目コード
SHS.D463
単位数
2
開講年度
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2022年3月16日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

教育に関する調査・研究活動を進めていくためのスキルとして、実験・調査の計画、実施、また、得られた教育データからデータが持つ本質的な構造を発見するための統計モデル構築手法を対象として紹介する。適宜、アクティブラーニング形式授業を行う。実習と実践が主目的授業であるため、初回授業に正当な理由無く欠席した者は履修不許可とする。履修希望者は、2022年6月6日午前零時までに履修登録する事(アクティブラーニング用グループ編成のため)。2022年は、Zoomによるライブ型オンライン配信授業を行う。

到達目標

・ 心理・教育に関する調査・研究活動を進めていくための、実験・調査の手法と得られたデータを用いたモデル構築手法を、アクティブラーニングにより修得する。
テーマ:実験・調査計画および構築

キーワード

統計解析、調査方法、グループワーク、アクティブラーニング

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

2022年度は、Zoomによるオンライン配信授業を行う (ライブ型)。講義形式およびアクティブラーニングを併用して授業を行い,必要に応じて統計解析ツールの使用を実演する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 オリエンテーション Zoom授業参加並びに統計解析のためのPC環境準備ができる
第2回 調査・研究計画 研究テーマを設定できる アクティブラーニング:研究テーマを設定する
第3回 調査・研究における倫理的配慮 必要な倫理的配慮について検討できる アクティブラーニング:必要な倫理的配慮について検討する
第4回 調査法 調査法について説明できる アクティブラーニング:研究目的を設定する
第5回 観察法 観察法について説明できる アクティブラーニング:調査方法について検討する
第6回 実験法(要因計画法) 実験法(要因計画法)について説明できる アクティブラーニング:調査の準備を行う
第7回 プレゼンテーション:調査法 グループワーク:調査を実施する
第8回 教育データの分析:記述 データの特性を統計的に記述できる アクティブラーニング:得られたデータの特性を統計的に記述する
第9回 教育データの分析:解析 目的に即した解析方法を選択できる アクティブラーニング:目的に即したデータ解析方法について検討する
第10回 因果モデルの基礎 因果モデルの基礎について説明できる アクティブラーニング:データ解析を実施する
第11回 因果モデルの構築 (1) 因果モデルの構築について説明できる
第12回 因果モデルの構築 (2) アクティブラーニング:データ解析の結果を考察する
第13回 プレゼンテーション:モデル構成 アクティブラーニング:発表資料の作成を行う
第14回 総括 レポート作成を実施する

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

原則として、講義用のハンドアウトを用いて行う

参考書、講義資料等

必要に応じて、適宜紹介する。分析に必要なデータは、公開された物を用いる。

成績評価の基準及び方法

受講態度: 10%
プレゼンテーション:90%

関連する科目

  • LAT.A403 : 心理・教育測定演習A
  • LAT.A404 : 心理・教育測定演習B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「関連する科目」に挙げた科目を履修していることが望ましい

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

yamagishi.k.aa[at]m.titech.ac.jp
kuriyama[at]ila.titech.ac.jp

このページのトップへ