2022年度 文化・芸術分野特論F1B   Graduate Lecture in Culture and Arts F1B

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
北村 匡平 
授業形態
講義    (対面型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月3-4(W921)  
クラス
-
科目コード
SHS.U444
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2022年4月20日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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media

講義の概要とねらい

現代、私たちが生きている時代はしばしば「ポストメディア」と称される。私たちの日常生活はソーシャルメディアに取り囲まれて、劇的に身体とメディアの関係は変質した。スマートフォン、デジタルサイネージ、コンピュータ、タブレットなどのデジタルデバイスは、メディア化された生活の中に遍在している。この講義では、現代のメディア文化を理解するための理論や方法論を探究することを目的とする。

到達目標

以下の3つを目指す。
(1)20世紀以降の映像文化に関する知識を得て、
(2)その背景と特異性を他者に説明することができ、
(3)現在、私たちを取り巻く映像文化を分析する視座を得ることができる。

キーワード

メディア、映像文化、観客、ジェンダー、セクシュアリティ、フェミニズム

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

授業は、文献購読と発表(教科書の指定した範囲か、教員が出す課題)、ディスカッションで構成される。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 コースの概要とイントロダクション メディア論を理解する
第2回 ポストメディア時代のメディア研究 ポストメディア時代について学ぶ
第3回 フォルム/フォーマットとしてのメディア メディアの形式とメディエーションについて議論する
第4回 スターダムとファンダム 有名性やオーディエンスを探究する
第5回 メディアの考古学 メディア考古学について理解する
第6回 メディア受容とジェンダー/セクシュアリティ メディアの受容とセクシュアリティについて探究する
第7回 メディアとフェミニズム フェミニズムの歴史とメディアの関係を考える

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

伊藤守(編)『ポストメディア・セオリーズ——メディア研究の新展開』(ミネルヴァ書房、2021年)

参考書、講義資料等

授業で使う資料は講義中に示す。

成績評価の基準及び方法

授業への参加度(20%)、課題発表(40%)、期末レポート(40%)

関連する科目

  • LAH.S430 : 文系エッセンス34:表象文化論
  • LAH.H314 : 表象文化論C

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし。

連絡先(メール、電話番号)    ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

kitamura.k.af[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールであらかじめ連絡をすること。

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