2019年度 教育工学特論   Instructional-Design Theories and Models

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
松田 稔樹 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
月5-6(W9-319)  
クラス
-
科目コード
SHS.D445
単位数
1
開講年度
2019年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2019年3月18日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

教育工学的な授業・教材・教育システムの設計に必要な基礎知識を習得し,活用できるようになるとともに、それに関連した最近の研究動向を把握することを目的とする。
教育工学的な教材設計手法を経験的に習得するために,効率的な教材開発を可能にするe-leaning教材開発プラットフォームであるIAGシステムとパワーポイントを併用して、各授業の学習成果を活用する演習を行う。また、開発した教材について、研究論文として成果をまとめ、発表する活動を行う。

到達目標

1) 教育工学研究の評価観点を挙げ,文献研究を通じて新規性のある教育工学研究のテーマを発想する視点や方法を習得し,適用できる。
2) 「問題解決の縦糸・横糸モデル」と教材開発の演習体験に基づき,より良い研究をする上で必要な手続き,見方・考え方,内部知識を,具体例に則してそれらが必要な理由とともに説明できる。
3) 授業・教材設計に有用な学習者モデル,教材設計の枠組み,対話制御の方略,学習評価や効果検証の方法を説明したり,実践の場で適用したりできる。

キーワード

教育工学,インストラクショナルデザイン、IDプロセスモデル、学習科学、教授学習過程,教育目標分類,学習者モデル、メタ認知、見方・考え方,次元分け,9教授事象,ARCS動機づけモデル、GBS理論

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- - - -

授業の進め方

各回に対応して,e-learning教材を用意するので,事前学習して授業に参加することを必須とする。教材の最後に,事前課題が出題されるので,授業では,まず,事前学習での知識獲得の確認テストを行い,解説をした後,課題に取り組んだ成果を相互評価したり,議論したり,それを具体的な教材として実装することに焦点を当てる。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 心理学・学習観の変遷と教育工学研究の変遷、教育工学研究の動向と研究テーマの発想法 作成したいe-learning教材の提案書作成
第2回 提案書の改善、教育工学やインストラクショナル・デザインの重要概念 各自のテーマに関する文献研究(オリジナリティと期待される仮説の説明)
第3回 この授業で採用する教材開発手法とゲーム盤の書き方 教材の素材となるスライドファイルの作成
第4回 教育目標の分類と記述、目標に対応した対話方略と評価問題の作成 目標分析、スライドの改善
第5回 スライドのピアレビュー、次元分け ゲーム盤の書き方に関する質問
第6回 ゲーム盤の書き方に関する質問とそれへの回答、対話制御とログの取得・活用 教材用ゲーム盤の完成
第7回 形成的評価と総括的評価 教材の形成的評価と改善
第8回 発表会と期末試験 発表会用スライドの作成と事後レポート

教科書

www.et.hum.titech.ac.jp/~matsuda/grad-ID/new.html

参考書、講義資料等

・松田稔樹・星野敦子・波多野和彦(2013)「学習者とともに取り組む授業改善~授業設計・教育の方法および技術・学習評価」学文社
・ガニェ他著/鈴木他訳(2007)「インストラクショナルデザインの原理」、北大路書房
・ウォルター ディック, ジェームス・O.ケリー, ルー ケリー, /角行之訳( )「はじめてのインストラクショナルデザイン」ピアソンエデュケーション

成績評価の基準及び方法

・成績評価は、出席状況、e-learning教材上の演習を含めた課題点、及び期末試験に基づいて行う。
・毎回の課題を提出しなかった場合、単位取得はできない。
・成績評価は、出席20%程度、期末試験40%、課題40%程度の配点を想定している。

関連する科目

  • LAT.A203 : 教育工学

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

・教務課への履修申告の他に,下記連絡先メールアドレスに対して、第1回授業後直後の日曜日までに、履修希望の連絡と必要事項(学籍番号、名前、所属研究室、メールアドレス)を連絡すること。
・配布するIAGシステム上でe-learning教材を開発するため、自分のWindowsマシンを持参すること。

その他

・期末試験は、授業で扱った用語、概念、事例、手法の理解に関するものを中心とする。

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