H31年度 文化・芸術分野方法論S1   Graduate Methodologies in Culture and Arts S1

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
劉 岸偉  戦 暁梅 
授業形態
講義
曜日・時限(講義室)
木5-6(W321)  
クラス
-
科目コード
SHS.U461
単位数
2
開講年度
H31年度
開講クォーター
1-2Q
シラバス更新日
H31年3月25日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

本講義は二部から構成される。前半(1Q)では、比較文学研究の理論を概説し、関係論文を講読する一方、具体的な作家・作品分析を試みる。後半(2Q)では、比較芸術研究の方法論について概説し、代表的な著作を紹介し、日中間の美術交流にかかわる人物や事例を取り上げ、具体的な分析を試みる。
講義のねらいは、学生たちが比較文学及び比較芸術学の方法論を理解し、その知識を修得する基礎を固めることである。(今年度は1Qと2Qの順番を入れ替えて講義する)

到達目標

(日本語)
本講義を受講することによって、前半(1Q)では、比較文学研究とは何か、文学批評の方法論を理解し、文学作品の鑑賞力を身につける。後半(2Q)では、比較芸術研究の方法論を理解し、絵画作品鑑賞の知識を修得することができる。

キーワード

エクリチュール、ロラン・バルト、構造主義の批評理論、魯迅、芥川龍之介、周作人、永井荷風、森鴎外
比較芸術研究、水墨画、牧谿、瀟湘八景、富岡鉄斎、裸体画、近代中国美術

学生が身につける力

国際的教養力 コミュニケーション力 専門力 課題設定力 実践力または解決力
- -

授業の進め方

毎回講義の冒頭で、その主旨を説明し、論文や文献資料を輪読しながら、作品のバックグランド、文脈を解説します。講義の後半では、作品の分析解読に参加してもらいます。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 比較文学とは何か、文学批評理論の概説 「現代の比較文学」(講談社学術文庫、亀井俊介著)を読むこと
第2回 研究論文講読 (1) 作家魯迅の誕生と日本 魯迅の「狂人日記」
第3回 研究論文講読 (2) 作家魯迅の誕生と日本 日本近代文学史、芥川龍之介、菊池寛
第4回 研究論文講読 (3) 周作人の散文と永井荷風 永井荷風のエッセイ「冬の蠅」、
第5回 研究論文講読 (4) 周作人の散文と永井荷風 永井荷風のエッセイ「雨瀟々」
第6回 研究論文講読 (5) 周作人の散文と永井荷風 江戸の「戯作」論
第7回 作家・作品分析 (1) 「沈黙の塔」前後の森鴎外 鴎外の小説「鼠坂」
第8回 作家・作品分析 (2) 「沈黙の塔」前後の森鴎外 総括及び討議 鴎外の小説「沈黙の塔」
第9回 比較芸術研究とは、比較芸術研究の方法論の概説
第10回 比較芸術研究の代表的な著作の紹介
第11回 日本水墨画の規範となった牧谿の絵
第12回 「瀟湘八景図」の日本における変容
第13回 富岡鉄斎の作品にみる中国表象
第14回 「裸体画騒動」をめぐる和、洋、中価値観の衝突
第15回 近代中国美術における日本要素と日本人画家が描く「中国」

教科書

プリント配布

参考書、講義資料等

劉岸偉著「東洋人の悲哀ー周作人と日本」(河出書房新社、1991年)

成績評価の基準及び方法

リポートの提出

関連する科目

  • SHS.U441 : 文化・芸術分野特論S1A
  • SHS.U442 : 文化・芸術分野特論S1B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

日本近代文学についての基礎知識をもつこと。

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