2017年度 科学技術社会分野特論S1A   Graduate Lecture in Science, Technology and Society S1A

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
札野 順 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2(W931)  
クラス
-
科目コード
SHS.S441
単位数
1
開講年度
2017年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2017年3月17日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

科学技術倫理の研究および教育の国内外の現況について理解するとともに、具体的な事例を一つ選び調査分析する。また、関連するテーマについて、ケースメソッドを使った教育モジュールを作成するための手法について検討する。

到達目標

本科目を履修することにより、以下のような目標を達成する。
1)技術倫理の研究および教育の国内外の状況について説明できる。
2)責任ある研究活動(Responsible Conduct of Research)に関する教育研究に関して、国内外の状況について説明できる。
3)具体的な事例について調査し、その原因などについて説明できる。
4)あるテーマに関してケースメソッドを使った教育モジュールを作成できる。

キーワード

技術倫理、技術者倫理、「責任ある研究活動」教育、研究倫理、教育モジュール、ケースメソッド

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

受講学生が主体的に調査・研究し、その成果を報告するワークショップ形式で能動的学習を重視して授業を進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 1)科目ガイダンス 2)科学技術倫理およびその教育に関する概論 1)科学技術倫理に関連するテーマを列記し、そのなかで特に自分が関心のあるテーマについて報告する。
第2回 1) 科学技術倫理の研究・教育に関する国内外の現況に関する解説 2) 技術倫理教育の学習教育目標に関する解説 3) 技術倫理教育のモジュールに関する解説 1)科学技術倫理に関連する事例を一つ選び、調査する。 2) 国あるいは地域を選び、そこでのSEE研究・教育に関する調査を始める。 3) 技術倫理の学習教育について検討する
第3回 1) RCR教育の学習・教育目標の解説 2) RCR教育の方法に関する解説 3) 事例研究とケースメソッドに関する解説 4) 事例に関する検討 1) 調査している事例の概要について報告する。
第4回 1) RCR教材 「The Lab」を使ったワークショップ 2)  RCR 教材 「The Lab」を使った教育方法に関する解説 1) 「The Lab」を視聴し、意思決定を経験する。
第5回 1) 科学技術倫理教育における測定と評価に関する解説 1) 測定・評価手法に関するリストを作成する。
第6回 1) 科学技術倫理に関する研究・教育の現況に関する報告 1) 科学技術倫理の現況に関する調査結果をまとめ、プレゼンテーションの準備をする。
第7回 1) 事例に関する報告 1) 科学技術倫理の事例に関する調査結果をまとめ、プレゼンテーションの準備をする。
第8回 1) 教育モジュールに関する報告 1) 教育モジュールをまとめ、プレゼンテーションの準備をする。

教科書

特に定めない

参考書、講義資料等

初回の講義で紹介する

成績評価の基準及び方法

1) 科学技術倫理の現況に関するレポートおよび発表(20%)
2)事例に関するレポートおよび発表(30%)
3)教育モジュールおよび発表(30%)
4)講義への積極的参加(20%)

関連する科目

  • LAH.T105 : 科学技術倫理A
  • LAH.T206 : 科学技術倫理B
  • LAH.T305 : 科学技術倫理C
  • LAH.S402 : 文系エッセンス2
  • SHS.S461 : 科学技術社会分野方法論S1
  • SHS.S462 : 科学技術社会分野方法論F1

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

関連科目を履修していることが望ましい

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