2016年度 教育・福祉・健康分野特論F1   Graduate Lecture in Education, Welfare and Health F1

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
佐久間 邦弘 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
月5-6(W9-202)  
クラス
-
科目コード
SHS.D442
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3-4Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
-
使用言語
日本語
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講義の概要とねらい

生体指標として広く研究・商用利用されている循環系を例に,その指標の意味の理解に必要な,循環系応答のメカニズムについて解説する.
特に広く利用されている循環系の構造の大枠と,様々な行動(運動・精神作業・摂食等)に伴う応答とそのメカニズムについて講義する.

到達目標

循環系の指標の意味を説明できる.
循環系の指標を解析する技術を身に着ける

キーワード

循環系,生理学,生体計測・解析

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義が主体となります.実際に計測・解析をすることがあります.
講義の前半で,復習を兼ねて演習問題を解説することがあります.
毎回出席を取ります.

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 心臓と循環系の構造 心臓と循環系の構造を理解する.
第2回 全身循環と微小循環の調節 循環調節について理解する.オームの法則で説明できることを確認する
第3回 心拍数は何を表しているのか. 心拍数が何を示しているのか理解する.最も安易に計測できる指標にも関わらず,解釈を間違っている例が多々ある.これらを見てみる.
第4回 環境変化と循環系 環境変化に伴う循環系の変化を理解する.特に姿勢,温度,高度について考えてみる
第5回 行動に伴う循環応答とメカニズム1 行動に伴う循環の応答とそのメカニズムを理解する.特に,運動,精神作業,食事に伴う応答を扱う.循環調節の基礎について口頭試験(小テスト)を行う.
第6回 行動に伴う循環応答とメカニズム 2 行動に伴う循環の応答とそのメカニズムを理解する.特に,運動,精神作業,食事に伴う応答を扱う
第7回 心電図の記録とスペクトル解析 心電図を記録し,スペクトル解析をして,それらのデータからレポートを作成する.
第8回 レポートに基づいた論議と,まとめ 各自のレポートを発表し,それについて論議する.

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

授業中に推薦する.

成績評価の基準及び方法

小テスト(30),レポート(40),および論議(30)によって評価する.

関連する科目

  • SHS.D441 : 教育・福祉・健康分野特論S1
  • LAH.A521 : 心身のタフネス

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

履修条件は設けないが, 教育・福祉・健康分野特論S1を履修していることが望ましい.

その他

当講義は理学の内容を含む。

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