2016年度 教育メディア工学A   Educational Media and Design A

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開講元
社会・人間科学コース
担当教員名
室田 真男 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
木5-6(W9-202)  
クラス
-
科目コード
SHS.M445
単位数
1
開講年度
2016年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2016年4月27日
講義資料更新日
2016年11月24日
使用言語
日本語
アクセスランキング
media

講義の概要とねらい

メディアを活用した学びについての認知的な理論を学び,効果的なe-Learningコンテンツ設計のためのガイドラインを検討していく。さらにそのガイドラインに基づくe-Learningコンテンツを具体的に設計する。

上記により,効果的なe-Learningコンテンツ設計のための実践的な知識およびスキルを身につけることを目的とする。

到達目標

・ メディアを活用した学びについての認知的な理論を学び,効果的なe-Learningコンテンツ制作のための具体的なガイドラインを提案することができる。
・ ガイドラインに基づいたe-Learningコンテンツを設計することができる。

キーワード

e-Learning,マルチメディア,学びの認知モデル,教授設計法,メディアデザイン,コンテンツデザイン

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義とその内容に関するグループディスカッションやワークショップを組み合わせながら進める。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 メディアを活用した学びとは メディアを活用した学びの意義を説明できる
第2回 学びの認知モデル 学びの認知モデルの内容を説明できる
第3回 学習コース例実践による改善ポイントの提案 学びの認知モデルに基づいてコースの改善ポイントを提案できる
第4回 学習コース例実践によるガイドラインの提案 改善ポイントをベースにガイドラインを提案できる
第5回 設計ガイドライン発表,討論 ディスカッションをとおしてよりよいガイドラインを提案する
第6回 メディアデザイン原則(Coherence, Signaling, Redundancy, Contiguity) メディアデザイン原則と各自のガイドラインを比較検討する
第7回 コンテンツデザイン原則(Segmenting, Pre-training, Modality) コンテンツデザイン原則と各自のガイドラインを比較検討する
第8回 e-Learningコース設計に向けて 授業をふりかえり,学びの認知モデルと設計ガイド欄の関係を省察する

教科書

必要に応じて資料を配付する

参考書、講義資料等

・ 鈴木克明(2002)教材設計マニュアル―独学を支援するために,北大路書房
・ 鈴木克明ほか(2013)インストラクショナルデザインとテクノロジ: 教える技術の動向と課題,北大路書房
・ Richard E. Mayer(2009)Multimedia Learning,Cambridge University Press
・ Ruth C. Clark, Richard E. Mayer(2011) e-Learning and the Science of Instruction: Proven Guidelines for Consumers and Designers of Multimedia Learning, Pfeiffer

成績評価の基準及び方法

数回の中間レポート,最終レポートの内容に基づく

関連する科目

  • SHS.M446 : 教育メディア工学B
  • SHS.M463 : 教育メディア工学演習A
  • SHS.M464 : 教育メディア工学演習B

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

「教育メディア工学B」とあわせて履修すること。

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