指標や科学計量学のデータや考え方について講義し、ついで科学計量学の分析手法について解説する。さらに、関連するフリーウェアの使い方を説明し、実際のテキストデータや書誌データに対して分析を実行させる。
本講義の狙いは以下の2つである。
(1)科学技術社会論における量的なアプローチの概略を学ぶ。
(2)計量的な分析のための基礎的なスキルを身につける。
(1)科学計量学や指標に関する基本的な考え方を理解する。
(2)科学計量学の一般的な分析手法や原理を理解する。
(3)科学計量学の基礎的な分析ができる。
科学計量学;量的アプローチ;テキスト分析
✔ 専門力 | 教養力 | コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | 展開力(実践力又は解決力) |
通常の講義に加え、分析手法に関する授業では具体的な分析やデータ収集等を行う課題を与える。課題の実施にはPC(Windows/Mac/UNIX系いずれでも良い)が必須である。必ずしも授業にPCを持ち込むことは必須ではないが、もしノートPC等あれば持ち込みを勧める。
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション | 授業の概要を知る |
第2回 | 指標と評価 | オリジナルな大学評価 |
第3回 | 書誌データベース | 論文検索と評価 |
第4回 | 書誌データの集計とその解釈 | 同上 |
第5回 | 引用データと共著データの分析:書誌データのネットワーク分析 | Pajekあるいは指定の分析ツールの利用 |
第6回 | テキストデータの収集 | コーパスの作成 |
第7回 | テキスト分析:キーワードの抽出と頻度分析 | KH Coderのインストール |
第8回 | テキスト分析:共語分析 | 共語分析 |
とくに定めない。
必要に応じて資料を配布する。
1.講義中に複数回指定する課題についての小レポート(40%)。
とくになし