英語開講科目。日本法を中心として法律学の理論と方法論を理解する。2022年は金子宏直が担当する。
本講義では基本的な法律資料の取扱いを学ぶことを通じて、法律問題の検討に適用する能力を習得する。法律は多くの分野に分かれているが、本講義では、民事法、民事紛争処理、民事司法制度の仕組みについて学習することを目的とする。また、民事事件の具体的な事例として、複雑な訴訟やインターネットの問題等、日本における現代の法律の諸問題と事例を取り上げ、関連する論文や判決等を読み込む。
大学院研究に必要となる法律学の基本的な理論と方法論を理解する。主に米国法(英国法、EU等も含む場合がある)と日本法の比較法の方法が身につくようにする。
✔ 該当する | 実務経験と講義内容との関連(又は実践的教育内容) |
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プログラム著作権保護に関する調査研究機関における経験を、比較法的な研究教育に活用する。 |
民事紛争処理、裁判制度、法、条理、基本的人権の保障
✔ 専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
基本的な資料を英語で読み、英語でディスカッションを行う。
2022年は各回でビデオ講義と課題を行う。
履修者でテーマを決め最終プレゼンテーションを行う。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 法規範とは(オンライン開講) | 法律の理解 |
第2回 | 財産権、契約法と公共秩序 | 財産権の制限、一般条項の役割 |
第3回 | 常識、倫理と法の役割(トロッコ問題、医療、尊厳死) | 社会規範の特徴の理解 |
第4回 | 家族法の現代課題(家族、自宅待機とDV) | 家族に関する問題の理解 |
第5回 | プライバシー、個人の権利 | 人格権に関する理解 |
第6回 | 司法の現代課題(ADR, 裁判所IT化)(学生の調査課題の選定) | 裁判制度の理解(調査課題の選定) |
第7回 | 課題プレゼン(オンラインとレポート) | 課題の研究発表 |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
随時指定する。
随時指定する。
日常点とレポート
大学院生は法律学の学部レベルの知識があることが望ましい。
法律科目未履修者は、東工大MOOC「Basic Japanese Civil Law」を利用して事前又は並行して学習する。
注意!2022年コロナウィルス感染対策継続の場合ZOOM開講。
履修や講義進行等については研究室HPで詳細を確認すること。http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~kaneko/
2022年コロナウィルス感染対策継続の場合にはZOOM開講。
講義内容や順序等も変更になる場合がある。
履修や講義進行等については研究室HPで詳細を確認すること。http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~kaneko/