専門分野や国境を超えた共創が求められています。コミュニケーションは、グローバル社会と環境における問題解決やイノベーション促進のために大きな役割を果たします。しかし、コミュニケーションのあり方は、社会や科学技術の進歩に合わせて目まぐるしく変化しています。たとえば、どうしてサイエンスコミュニケーションが必要なのか、どのようにコミュニケーションを取る必要があるか、今一度考え直す必要があります。本講義では、共同体におけるいろいろなステークホルダーたちが、どのようにサイエンスを共有していくことができるか、基本的な理論や実践手法を学び、体験します。
以下のスキルを身につけることができます。
1) 環境・社会に応じたサイエンスコミュニケーションの重要性を理解したうえで;
2) 多様なプラットフォームを知りそれらを積極的に用いて、一般と科学技術を共有することができる。
3) サイエンスコミュニケーションにおいて必要とされる会話スキルを習得する。
サイエンスコミュニケーション、一般市民の科学理解、市民関与、サイエンスとメディア
専門力 | ✔ 教養力 | ✔ コミュニケーション力 | ✔ 展開力(探究力又は設定力) | ✔ 展開力(実践力又は解決力) |
海外からも講師が参加するためライブ型で実施します。Miroボードを活用し学生同士のオンラインコミュニケーションも奨励します。第7週の最終プレゼン等一部を対面で行う可能性があります。
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | サイエンスコミュニケーション導入:意義と基礎理論、歴史 | - |
第2回 | サイエンスコミュニケーションとAI | - |
第3回 | サイエンスコミュニケーションとナラティブ | - |
第4回 | サイエンスコミュニケーション実践:サイエンスミュージアム | - |
第5回 | サイエンスコミュニケーションのモデル化 | - |
第6回 | キャリアとサイエンスコミュニケーション | - |
第7回 | サイエンスコミュニケーションをデザイン:グループプレゼンテーション | - |
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うことが望ましい
とくになし
Talking Science Across Borders- Science Communication at Tokyo Tech (M. Norton, K. Nohara)
Handouts and reading assignments will be distributed during the duration of the course.
出席、課題、グループワーク、最終プレゼン。積極的なパフォーマンスを期待します。
特になし
最終プレゼンは対面で行う可能性があります、その場合の教室についてはT2SCHOLAにてお知らせします。