2022年度 社会経済および環境データの分析手法   Methods of Analysis for Socioeconomic and Environmental Data

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開講元
地球環境共創コース
担当教員名
阿部 直也 
授業形態
講義    (ライブ型)
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
金7-8  
クラス
-
科目コード
GEG.S412
単位数
1
開講年度
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2022年4月4日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

本科目は、社会経済および環境データを用いた分析を行うために有効な定量的分析手法について、解説と課題への取り組みを通じて理解を深め、もって所定の分析能力を修得することを目的とする。本科目では無償のデータ分析ソフトであるRを主に利用する。

到達目標

本科目の履修を通じて学生は以下の能力を修得する。
1)基礎的社会経済および環境データの意味、意義、構造に対する基礎的知識
2)上記のデータを用いた基礎的な定量的分析手法を実施する能力
3)これらの結果を理解し、提示する能力

キーワード

社会経済データ、環境データ、定量的分析、多変量解析、R

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

本科目は、講義と演習を組み合わせて行う。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 本講義の目的、社会経済・環境データの事例、意義および基本的構造について、Rに関する基礎的演習 小レポート
第2回 社会経済・環境データ間(変数間)の関係性計測(スケール+相関係数) 小レポート
第3回 社会経済・環境データの関係性分析(定量的変数+回帰分析) 小レポート
第4回 社会経済および環境に関する意思決定(離散選択分析) 小レポート
第5回 社会経済および環境に関する意思決定(多項離散選択分析) 小レポート
第6回 社会経済・環境データの縮約:主成分分析とクラスター分析 小レポート
第7回 意思決定主体の効率性の計測:包絡分析法の基礎 最終レポート

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし(必要に応じて資料を配布します)

参考書、講義資料等

特になし(必要に応じて資料を配布します)

成績評価の基準及び方法

最終レポート:約60%
各回の小レポート:約40%(すべての回の合計割合)

関連する科目

  • GEG.E413 : 環境研究のための地理情報解析
  • GEG.E501 : 環境アセスメント

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

統計および多変量解析について基礎的な知識を有すること。履修登録人数が40名より多い場合には、履修制限を行う場合がある。

その他

講義の進捗に応じて各回の内容を変更する可能性がある。また、履修学生数多数の場合には、履修学生数を制限する場合がある。
受講学生は、各自ノートPCを用意し、マイクロソフト・エクセルおよび無償の統計ソフトRを使用する環境を整えること。Rのインストールは以下より行うこと。
https://www.r-project.org/

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