2021年度 持続可能な社会のためのプロジェクト評価   Project Evaluation for Sustainable Society

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開講元
地球環境共創コース
担当教員名
花岡 伸也 
授業形態
講義     
メディア利用科目
曜日・時限(講義室)
火1-2  
クラス
-
科目コード
GEG.P411
単位数
1
開講年度
2021年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2021年3月19日
講義資料更新日
-
使用言語
英語
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講義の概要とねらい

道路などのインフラストラクチャーは日常生活や経済活動に不可欠である。ただし、持続可能な社会のためには、環境負荷などの社会的費用を最小限にするインフラストラクチャーの整備方法が必要である。本講義では、ミクロ経済学をベースとしたプロジェクト評価に関する方法論を身につける。特に非市場財の評価方法を詳しく学ぶ。適宜、ケーススタディ事例を交え実践的な知識も身に付ける。

到達目標

本講義を受講することにより、プロジェクト評価手法の考え方を体系的に理解し、プロジェクト評価の指針を示すことができるようになる。

キーワード

プロジェクト評価,費用便益分析,便益計測手法

学生が身につける力(ディグリー・ポリシー)

専門力 教養力 コミュニケーション力 展開力(探究力又は設定力) 展開力(実践力又は解決力)

授業の進め方

講義および数回の演習を実施し、期末テストも実施する。

授業計画・課題

  授業計画 課題
第1回 プロジェクト評価の概要 経済評価,財務評価
第2回 費用便益分析の基礎 費用関数,社会的便益
第3回 便益・費用の評価 競争市場,独占
第4回 現在価値法 社会的割引率
第5回 非市場財の評価: 非直接市場法(1) 外部性,時間価値法
第6回 非市場財の評価: 非直接市場法(2) ヘドニック価格法,トラベルコスト法
第7回 非市場財の評価: 表明選好 仮想評価法

授業時間外学修(予習・復習等)

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

Boardman, A. E., Greenberg, D. H., Vining, A. R. and Weimer, D. L. (2010) Cost Benefit Analysis: Concepts and Practice (4th Edition), Prentice Hall College.

参考書、講義資料等

Varian, H.R. (2010) Intermediate Microeconomics- A Modern Approach: 8th Edition, W.W.Norton and Company.

成績評価の基準及び方法

演習, レポート (50),期末試験 (50)

関連する科目

  • CVE.D403

履修の条件(知識・技能・履修済科目等)

特になし

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